38万円の軽バンで日本一周 カップルYouTuberが公開した「リアルな車中泊生活」に反響
軽バンで日本一周旅行しているカップルYouTubeチャンネル「軽バン生活」が、2024年6月2日に福島県を訪れる動画を投稿した。
「軽バン生活」は2021年に旅をスタート。あかねとはやとの2人のカップルが旅の様子を伝えるYouTubeチャンネルだ。(2024年6月7日時点でチャンネル登録数者数36.6万人)中古の軽自動車を38万円で購入し、自ら軽バンを解体。電気の配線や、水道やベッドを設置して、キャンピングカー仕様に改造した。軽バンには簡単なキッチンや洗面台、収納スペースなどがあり、狭い車内でありながら、実に充実したキャンピングスペースとなっている。
軽バンのカスタムを終えたところで仕事を辞め、YouTubeに専念。軽バンに乗りながら日本一周に挑戦しており、彼らのファンがその行く末を見守っている。
今回は福島県に会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町にまたがる猪苗代湖(いなわしろこ)からスタート。あかねは「車内は28度です」と報告しつつ布団を片付ける。床下が冷蔵庫になっているようで、飲み物を取り出し牛乳やプロテインでドリンクを作る様子を見せた。一方はやとは、湖でドローンで楽しんでいる様子。はやとが撮影したドローンの映像は大自然の迫力が伝わり圧巻だ。
そんな2人は猪苗代湖を出て、江戸時代の街並みを感じられる観光名所「大内宿」に訪れた。「めっちゃええ場所や」と快晴のなか、茅葺き屋根の建物が並ぶ趣深い場所を楽しんだ。2人の目当ては、大内宿の名物であるネギそば。まるごとネギ1本を箸代わりにして食べる特徴的なそばである。「あ、おいしい!」「ネギ辛くないね」「おいしいお味噌」と、ネギそばに感動した様子を見せた。
お店を出たあとは、ポケットモンスターのラッキーがいる『ラッキー公園』で遊ぶことに。そのまま公園で車中泊することを決めたようだ。夕食には、「最近2人がハマっている」という野菜炒めを作ることに。小型の炊飯器でご飯を炊いたり、包丁で野菜を下処理したり、フライパンで炒めたりと、狭い車内スペースでありながら器用に料理する様子は、実に見事なものだ。
「リアルはこんだけ散らかっています」「1回全部出すよな」と、料理をする際はものの出し入れを工夫しているようだ。完成したのは味噌バターガーリックの野菜炒めで、あかねは「超男飯って感じやな!」と表現。2人が満足げに食事を終え、眠りについた。
翌日は、南湖公園に向かい白河菓匠大黒屋に訪れることに。そこで、だるま最中を食べた2人は「餡子こんなギッシリ入っとる」「お茶と最高に合う」と満足した様子であった。
今回の動画に対して、「いつも応援しています」「私の癒しになりました。なんかほっこりしました」といったコメントが寄せられている。
動画は終始、ほのぼのと旅の様子を届けており、視聴者が癒しを得られる内容となっている。また、いわゆる普通の生活から離れて人生を思いっきり楽しむ2人の様子に、一種の羨望を覚える。「癒される」「羨ましい」こういった感情が出てくるのが、このチャンネルの魅力であろう。今後も、軽バンで日本一周旅行をする2人を応援したい。