パーティゲームとの相性も抜群だった！

　そんなディスプレイ『S2725HS』の実力を検証するため、Nintendo Switchと『桃太郎電鉄ワールド ～地球は希望でまわってる！～』を用意した。

　ディスプレイの性能としては解像度がフルHD（1920 x 1080）の最大リフレッシュレートが100Hzということで、「ゲーミングPCでFPSをグリグリ動かす！」といった用途に向いている製品ではないが、場所を問わずに設置できるデザインや5Wデュアルスピーカなどを活用するにはパーティゲームがぴったり。ということでパーティーゲームの金字塔”桃鉄”の最新作をチョイスしてみた。

　オープニング画面でディスプレイを接続すると、まずはっきりとわかるのはスピーカの性能である。中音域が太く鳴る迫力のサウンドに驚いた。画面の正面はもちろん、左右に座っていてもバッチリ聞こえる音量だ。

　IPS液晶を搭載しており、薄型ベゼルと相まって視認性は良好。今回は2人でプレイしたが4人で横並びでプレイしても「画面が暗くて見えづらい」ということにはならないだろう。特に”桃鉄”のように細かな説明を文字で読むタイプのゲームでも安心してプレイすることができた。「くっきり・はっきり」したディスプレイである。

　今回、ディスプレイの組み立てから設置までを行ったリアルサウンドテック編集部の片村氏によれば、このディスプレイのオススメポイントは「手軽さ」であるという。

「まず、組み立てがとても簡単で驚きました。画面の視野角も広く、音量も大きいので友人とゲームを楽しむのにはとても良さそうです。また、縦型ディスプレイとしても使えるため、2台目のディスプレイを探している方にも最適。組み立ての簡単さと、大人数でゲームを楽しむディスプレイとしてもデスクのサブディスプレイとしても使える汎用性の高さが魅力です」（片村）

　仕事からゲームまでまるっとカバーしてくれる『Dell 27 モニター - S2725HS』。ディスプレイ選びに悩んでいるユーザーは是非とも試してもらいたいアイテムである。

製品情報
表示サイズ（対角線）：27インチ
パネルのタイプ：IPSテクノロジー
最大プリセット解像度：1920 x 1080
リフレッシュ レート：100 Hz
視野角：178°（垂直）/178°（水平）
コントラスト比：1500:1（標準）
アスペクト比：16:9
輝度：300 cd/m2（標準）
レスポンス タイム：8ミリ秒（通常モード）・5ミリ秒（高速モード）・4ミリ秒（最速モード）
色域（標準）：99% sRGB（標準）(CIE1931)
接続：2 x HDMI (HDCP 1.4)（HDMI 1.4規格に規定されたフルHD 1,920 x 1,080 100 Hzまでをサポート）
調整機能：高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転可能なスタンド搭載
重量（パネルのみ、VESAマウントに対応）：4.30 kg

使用ソフト
Nintendo Switch版
『桃太郎電鉄ワールド ～地球は希望でまわってる！～』

　2023年11月に発売された「桃太郎電鉄」シリーズ最新作。シリーズ初の球体マップを搭載し、世界各地の特色を活かした物件や名産品が続々と登場。移動手段やイベントも、“ワールド”ならではの新要素が満載で、初めて「桃太郎電鉄」にふれるユーザーはもちろん、シリーズのファンたちも、新鮮に楽しめる1本だ。
©さくまあきら　©Konami Digital Entertainment

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