『今日好き プサン編』2話ーー人気継続メンバーの前では“最強のモテ男子”も追う側に……
そうま(阿部創馬)は歴代最強の“今日好き男子”? プロフィールをおさらい
“春のビジュ祭り”すぎる、今シーズンの『今日好き』。先週は、てる(川端輝)×ゆう(早坂ゆう)の『ニャチャン編』継続ペアを中心にオンエアを振り返ったが、前回こそ触れきれなかったものの、とんでもないポテンシャルの新規メンバーが登場していることは、1週間が経ったいまでも鮮烈に印象づいていることだろう。
今回の継続メンバーであるねね(古園井寧々)が、かつて『パタヤ編』にて男子メンバー全員から第一印象で気になった相手に指名されたのと同じようにーー。男子メンバーでその状況になるケースは、『今日好き』を長年にわたり見守り続けてきてもなかなかない。本当にあの、そうま(阿部創馬)という男子は恐ろしいものである。せっかくなので、1話での様子まで遡って紹介していこう。
東京都出身の高校3年生。趣味・特技はサッカーで、ビジュアルは端正な顔立ちに、少し長めのセンターパートのブロンドヘア(“少し茶色がかった金髪”というより、“ブロンド”という言葉が似合う顔立ちなのだ)。芸能人で例えるならば、ディーン・フジオカか、あるいは高橋郁弥か。いずれにせよ、モテ要素てんこ盛りのハイパーイケメン。顔を見せた瞬間から、おとは(倉八音羽)、せいら(土屋惺来)らの顔色が一気に晴れやかになったほどの爆モテ状態。とはいえ、あくまで当時はまだ第一印象の段階である。ここから徐々に変化が生まれてくるのでは……と思ったが、今週の2話を終えた時点で、その人気ぶりはほぼ“一強”のままに近い。
そうま、なぜモテる? “今日好きのパパ”も手放しに褒めた恋愛テクニック
というのもこの男子、ビジュアルだけでなく、“喋り”でも魅せてくるのだ。前回の1話であれば、ひなの(瀬川陽菜乃)と2ショットをした際のこと。自身のタイプが黒髪ロングだという話題から、ショートの彼女がしょんぼりしかけた場面で、「かわいい子の方がボブは似合う」「ショートはかわいい子じゃないとできない」と、即座に“ほしかった言葉”をくれる。また、ラーメンが好きという情報など、ここまで短い時間ながら、2ショット以前に会話をした内容をさりげなく覚えてくれていたり、アクセサリー作りなどの共通点をすぐに見つけてくれたり。気配り上手で、本当に見習いたくなる。
髪型の話つながりであれば、今回の2話でグループ行動をした場面。せいらとふたりでスカイカプセル(プサンの海岸線沿いを走る人気のモノレール)に乗車したとき、好きな髪型がストレートか巻き髪かを尋ねられると「どっちも好きなんだよね」と返答。ただ、それで終わらないのが、そうまが歴代の『今日好き』男子メンバーの一歩先を行く理由だ。
せいらのいまの髪型を「かわいいと思う」と、相手の現状を褒めた意味が本当に大きい。より俯瞰的に記すのであれば、(そうまは実際にストレートと巻き髪のどちらも好きだったとは思うが)自身の好みや意見は二の次に、たとえ求められた回答から方向性をそらしたとしても、相手のいまのビジュアルを褒めることを第一に考えている。あるいは、考えているように感じられることを、技術的といえどナチュラルにできてしまっていることが、彼の持つ最大の強みといえる。
これには“今日好きのパパ”こと、あの井上裕介(NON STYLE)も食い気味に称賛。自身の“イズム”を感じる“井上さんの申し子”と呼ばれたことに、そうまと「顔が全然違う」と嘆くなど、そうまがその場に居ずとも場を盛り上げられる存在でもあると、強く知らしめられる結果となった。ちなみに、せいらは件の2ショットを終えて「え、もう隣にイケメンが乗ってる! みたいな」と、だいぶご満悦だったよう。あくまでビジュアルの話に終わっていたが、前述のような気遣いも、彼女のなかで高評価だったこともあり、こうした好印象を抱かせたのだと、勝手ながらに推測している。