まさかの“通院動画”も話題 あのが始めたYouTubeチャンネルの「等身大な魅力」

 2023年の『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK)にも出演し、テレビで見ない日はないと言っても過言ではないほどブレイク中のアーティスト・あの。2024年2月9日、ついに個人YouTubeチャンネル・あのちゅーるを立ち上げた。以前からミュージックビデオなどを投稿しているオフィシャルチャンネルは存在していたが、今回始動した個人チャンネルは、完全にあの本人によってつくられた動画が投稿される場所となっている。

 すでに1本目の動画は96万回再生、2本目の動画は25万回再生を突破し(2024年2月20日現在)、大反響となっている。今回は、投稿された2本の動画からチャンネルの方向性や魅力について紐解いていこう。

YouTube始めた

 1本目の動画では、「スタッフもどこにもいません。0人。編集も自分でやってみる」と発言。今後もあの自身の手によって、独自の世界観が色濃く出されるチャンネルになっていくだろうと期待が高まる。

 また「このたび、新品のパソコンとかも買っちゃったよ」と発言しており、YouTubeに向けての熱量が伝わってくる。本人の手によってつくられた動画を視聴できるのは、ファンにとっても嬉しい事実だろう。

 1本目からあのの世界観は動画の随所に散りばめられていた。まず、BGMが手づくりとなっており、ナレーションの後ろで「ずっちゃ、ずっちゃ」とあのの声でリズムをとっている。ナレーションは終始アテレコで挿入されているのだが、この“手づくりBGM”は2本目の動画にも引き続き採用されている。

 2本目の動画では、手書きのイラストも登場。パンツを頭に被った猫が嘔吐しているイラストが差し込まれており、BGM含め個性が際立っている動画となっていた。

2本目はまさかの病院Vlog

収録前に病院行った☆

 2024年2月14日に投稿された2本目の動画では、さっそくVlogを投稿。行き先はまさかの病院で、採血の様子を公開した。その後は『あのちゃんの電電電波♪』(テレビ東京)の収録現場の裏側も公開。共演している霜降り明星・粗品も出演した。だが、1本目で今後の方向性については「コラボとかもする予定はないです」とはっきり言及しており、YouTubeは現状あののみで動画を更新していくようだ。交流の深い粗品や本田翼に関しても、コラボはしないと断言した。

 企画に関してもYouTuberらしいものを行うというよりかは、日々等身大のあのの姿を記録したような動画になるのではないだろうかと予想する。「飽きたらすぐ辞めるし、あんまり期待しないでほしい」と発言しており、YouTubeに執着しない自由なスタンスもあのらしい。

 CMや音楽活動、テレビ番組、ラジオなどマルチに活躍し、さまざまな媒体で見かけることも多いが、そのなかでもYouTubeはよりプライベートに近い姿を見ることができるだろう。あのの目線でこれからどんな動画を届けてくれるのか、楽しみにしたい。

あのと粗品がポッドキャストで明かす『あのちゃんの電電電波』の裏側

ポッドキャスト『あのと粗品の電電電話』が配信開始。番組の裏話やプライベートな雑談を通じて、リアルな2人の会話を楽しめる内容となっ…

関連記事