iPhoneの1ピクセル=『Apple Vision Pro』の50ピクセル 分解した業者が驚きの結果を公開
Appleが米国にて販売を開始した、空間コンピューター『Apple Vision Pro』。米国の修理業者「iFixit」がさっそく製品を分解、同製品に搭載されている4K解像度ディスプレイについて詳細な報告をおこなっている。
Appleによれば、『Apple Vision Pro』は両目で合計2,300万ピクセルの超解像度な「micro-OLEDテクノロジー」ディスプレイを搭載。これにより、目の前に幅30メートルのスクリーンがあるように感じられるという。
iFixitが調査したところ、『Apple Vision Pro』のディスプレイの解像度は「3660 x 3200」ピクセルだという。これは一般的な4K解像度の定義となる「3840 x 2160」よりも、ピクセル数が多い。
そしてピクセルの密度の単位となる(PPI)は、約3380となる。これは、「iPhoneの1ピクセルサイズに50個ものピクセルが詰め込まれている」のに相当する。まさに、驚きの高精細ディスプレイといえるだろう。
なお、『Apple Vision Pro』の視野角あたりのピクセル数となる「ピクセル・パー・ディグリー(PPD)」は、視野角100度で約34ピクセルだった。これは、MetaのVRヘッドセット『Quest 3』の視野角よりもわずかに狭いが、PPDは圧倒的に高い。
最後にiFixitは『Apple Vision Pro』の修理容易度として、4/10のスコアを与えた。すばらしい高精細ディスプレイを搭載した『Apple Vision Pro』、チャンスがあれば一度体験してみたいものだ。
〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=wt22M5nWJ4Q
https://9to5mac.com/2024/02/07/ifixit-vision-pro-display-video/
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