連載:「Z世代のリアルレビュー」
料理にもタイパを! 仕切り付きフライパンを使ってみた
忙しい朝一気に料理を済ませたいと思うことはありませんか?
最近、YouTubeやTikTokの「ポンコツまるこの日常」や「umiの自炊日記」などのチャンネルで、ちょっとしたエピソードを話しながらお弁当を作る動画を目にします。その中で、仕切りのあるフライパンが目に留まりました。左側では卵焼きを作る一方、右側ではウインナーを焼いたり野菜を炒めたりすることができており、画期的で印象的です。洗い物が1回で済むうえ、料理時間の短縮にもなるという、忙しい朝や急いでいるときには需要の高い商品だと思います。また、日常生活の中にタイムパフォーマンスを求めるZ世代も注目したい商品ではないでしょうか。
今回はそんな時短料理が叶う仕切り付きフライパンを実際に購入し、使用したレビューをしていきたいと思います。
筆者が今回使用した商品は、3COINSのキッチン商品を提供している「KITINTO」というブランドから販売中(2024/1/10時点)の「仕切り付きフライパン」です。上部分に2つの丸型、下部分に1つの楕円型で構成されています。KITINTOの名前の由来には、「きちんと揃えて、きちんと作って、きちんと食べて、きちんと美味しい。」といった意味が込められており、本商品に限らず、コンロシートや回転台トレイ、ハンディーチョッパーなど、生活の中に馴染みやすいシンプルなデザインで便利なキッチングッズが多く販売されています。
では、早速フライパンで料理をしていきましょう。筆者の料理レベルは、興味こそあるものの、実家暮らしということもあり、家族が不在のときにスープやキムチチャーハンなどの簡単なメニューを作る程度(あまり高くはない)です。そのため今回も、朝ご飯やお弁当の定番メニューであろうオーソドックスな食材を使用して、仕切りフライパンの使用感を楽しみました。
■目玉焼きとウインナーとパン
一番最初は、朝食の定番である目玉焼きとウインナーを市販のパンとともに焼いてみました。火加減は平等に行き渡っている感じ。ウインナーとパンにはいい感じに焦げ目がついてきましたが、目玉焼きの方は蓋がある方が良さそう。本商品には蓋が付属していないので、目玉焼きを作るときは、アルミホイルを蓋の代わりに使用したところ上手に作れました。
■ブロッコリーとウインナーとスクランブルエッグ
次にお弁当のおかずにも最適なブロッコリーとスクランブルエッグを料理してみました。下のフライパン部分は焦げ目がつかないように凹凸があるので、卵焼きを作るのは難易度が高いかもしれませんが、スクランブルエッグはきれいに作れそうです。ブロッコリーも、電子レンジで温めてから投入すると効率的に炒めることができました。
■目玉焼きとウインナーとワッフル
最後に、朝ご飯として市販のワッフルと目玉焼きとウインナーを焼きました。市販のパンでも一焼きすると、より美味しくなりました。
ここまで、3種類ほどのバリエーションで作ってみました。仕切り付きフライパンを使用してみた全体的な感想としては、予想以上に火加減が平等に行き渡り使いやすかったこと、ワンプレートランチが一気に出来上がることにワクワク感を覚えたということです。また、目玉焼きを2つ作り、野菜炒めやウインナーを炒めることにより、1回で2人分のプレートを作れることも魅力的だと思いました。
さらにその他のメリットとして、料理の時短に繋がるほか、洗い物が楽になり、お弁当を作るモチベーションが上がりました。
一方で、本商品のデメリットは、IHの使用が不可(直火のみ可能)ということです。IHが普及している中で、本商品を使えない家庭も少なくないのではないかと推測しました。しかし、同様の形のフライパンでIHに対応している商品もあるため、家庭で使用が可能かということを注意書きをよくみて購入することをおすすめします。
素早く料理を作りたいとき、子どものいる家庭や、おしゃれにワンプレートランチを楽しみたいとき、洗い物は面倒だけど自炊はしたいときなどに有能な商品である「仕切り付きのフライパン」、気になった方はぜひお試しください。
■商品概要
「仕切り付きフライパン」1,650(税込)
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