『LOVE CATCHER Japan』7話ーーお金目当ての参加者が明らかに「ずっと罪悪感を抱えてた」
第7話の冒頭、インタビューにて前回の“脱落者”について語り始めたあもん(大倉亞門)。「もう好きな人を疑いたくないっていうのは、昨日かいせい(佐久間海世)に教えてもらったから」と声に悲しさを滲ませる彼は、まさかこの日、ラブマンションにさらなる辛い展開が待ち受けていたとは思わなかっただろう。
それぞれの思いを抱えたメンバーたちに「本日がみなさん一緒に過ごす最終日です。明日は最後の告白のみとなります」とアナウンスが。さらに、ここで新ルールが加わる。最後の告白を前に改めてラブかマネーを選択し直すことができるとのこと。この新ルールは吉と出るか、凶と出るのか。さらに7日目のアナウンスには、これまでの内容と異なる指示も含まれていた。
「秘密の部屋で正体が気になる1人を選択してください」
この一言には、地獄のバーベキューとなる予感に震えるスタジオを観ながら、多くの視聴者も嫌な予感を感じたのではないか。
そんななか、カメラはみら(ヴァッツ美良)を捉えていた。なつき(東夏輝)と時間を過ごしながら、「気が抜けた自分も受け入れてくれる人と出会いたい」と話すみら。まるでなつきがその人であるかのように語り続けるみらだったが、この出来事が後半への伏線になるとは誰が思っただろうか。
一方、りょう(高崎凌)とはつね(矢ヶ部初音)もプールサイドで残された時間を2人で過ごしていた。りょうは「俺は本気で恋愛をしにきてるから」と、はつねがラブでもマネーでも関係なく、彼女と向き合いたいと思っている事を伝える。
そんなりょうの言葉に嬉しそうに頷きつつ、はつねも自身のなかの前向きな変化を打ち明ける。ひとみ(井上ひとみ)とかいせいの脱落は、彼らと親交を深めていた彼女にとっても、思うところがあったようだ。
脱落者の影響は、別のペアの関係にも如実に表れていた。ともき(水野友貴)は前日にみさき(谷岡美沙紀)が見せた緊張感のない態度が気になった様子。話す内容の配慮が場に適していなかったことから「(みさきの)人間性の面が見えた」とみらに相談を持ちかける。
しかし、ここからさらにメンバーを追い込むある事件が起こってしまう。投票の結果……つまりはメンバーの「最も正体が気になる人」の名前と役割が発表されたのだ。
まず、最初に名前が表示されたのはりょうだ。彼はラブキャッチャーだった。そして、なぜかここではつねが泣き出す。その意図を探る間もなく、続いてもう1人の名前がモニターに映し出される。
「はつね・money」と書かれたそれに、誰よりもはつね自身がショックを受けていた。思わぬタイミングで、番組史上初のマネーキャッチャーの正体が明らかになった瞬間だった。
動揺するはつねに寄り添うかのように「全然大丈夫」「あっちで話そう?」と優しく肩を抱くりょう。彼の優しさが本物だったゆえに、はつねもつらかったのだろう。「私今日めっちゃ安心したの。変えられるって知って」「騙したいとも思ってないし、ずっと罪悪感を抱えてたから」と語るその言葉は、真実味を帯びていた。
りょうとはつねの一件に感化されてか、みらも涙を流す。隣で彼女をなつきが慰めるが、そこにあもんもやってくる。いつもとは違う強気な様子で「みらちゃんとふたりで喋りたい」と強気に出たあもん。みらに対して「弱いところをみせてもいい」と告げたあもんを観て、「(みらの)鎧剥がせるのあもんじゃない?」とスタジオもにわかに盛り上がる。