『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』発売イベントレポ 野田クリスタル「いまの子どもたちにもやってもらいたい」
ユービーアイソフトから1月18日に発売される横スクロースの2Dアクションアドベンチャーゲーム『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』の発売イベントが、都内にて開催された。ゲームディレクターのムーニル・ラディ氏、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、お笑いコンビの裏切りマンキーコング(にしざわ学園・風次)がゲストとして登壇した。
『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』は、「プリンス オブ ペルシャ」シリーズの最新作。神秘的なペルシャの世界を舞台としたメトロイドヴァニアジャンルのアクションアドベンチャーゲームだ。主人公のサルゴンは、誘拐された王子を救い出すために呪われたカーフ山を探索することになる。
ラディ氏はメトロイドヴァニアというジャンルでの開発について「ユービーアイソフトモンペリエのスタジオが2Dに強いこともありますが、1989年の初代『プリンス オブ ペルシャ』にもう一度つながりを持ちたかったんです。自分自身も子どもの頃に遊んだ『プリンス オブ ペルシャ』が好きだったので、みなさんにも楽しんでもらえたらと思います」とコメント。制作の背景を明かした。
ゲーム開発者としても知られる野田が「ゲーム作りはハプニングだらけ。バグが見つかり、直すたびにバグが出てくる。高いレベルでのゲーム作りでもハプニングは起きたのか聞いてみたい」とラディ氏に問うと、「ガイドモードを実装しようとしたらプレイヤーが迷子になったり、めちゃくちゃなアドバイスになったりしました」と実際のハプニングを紹介。野田は「ありそう〜」と、ゲーム開発者ならではの視点で共感している。
イベントではまずラディ氏が高難易度でのゲームプレイを披露し、その後にゲストたちも続いて挑戦。「避けることが大事」というアドバイスを受けて臨んだが、にしざわ学園は惜しくもクリアならず。風次は弓の有効活用を誓って挑み、順調にボスの体力を削っていったものの、最後は回避に失敗して倒れてしまった。そして最後に登場した野田は裏切りマンキーコングからのアドバイスを受けながら挑戦したものの、ボスを倒し切ることはできなかった。
イベント終了後、野田は「俺らがやってきたゲームをいまの子どもたちにもやってもらいたい」とコメント。また、ラディ氏は本作でこだわったポイントについて、「どのプレイヤーでも楽しめる作品にすること。メトロイドヴァニアはエリートゲーマーしか最後までプレイできない印象があったが、初心者でも最後までストーリーを楽しめるように、ゲームプレイにはこだわりました」と明かしている。
『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』が1月18日にPC / Nintendo Switch / PlayStation 4 / PlayStation 5 / Xbox One / Xbox Series X|S向けに発売される。
【写真】野田クリスタルらが登壇した『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』発売イベントの様子
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