『LOVE CATCHER Japan』6話ーー「貧乏な家庭で育った」脱落者が求めたのは“金か愛か”
6日目を迎え、「誰がマネーキャッチャーなのか」と疑念が募るメンバーたち。自分の想い人がマネーキャッチャーの可能性も踏まえ、それぞれの考察が雑談のなかでも飛び交い始める。
6日目のカップルチャレンジはなし。代わりに、「女性が希望する男性とデートをする」流れに。今回、女性はデート相手に複数の男性を希望できるが、他の女性と被ることもあるので全てのデートが成立するとは限らない。
最初にカメラが捉えたペアは、ピクニックデートを楽しむみら(ヴァッツ美良)とあもん(大倉亞門)。「あもんくんのことをもっと知りたいと思ってる」「このゲームのなかで信用できなかったら、日常のなかでも信用できないなって思ってて」と真剣な表情であもんに伝えるみら。前回の秘密の部屋での情報も含めて、あもんはみらをラブキャッチャーであると確信した様子。
互いを信じると約束をして、和やかな時間を過ごす2人の雰囲気は、とてもお似合いだった。しかし、そこにみらを想うなつき(東夏輝)がやってくる。「みらの気持ちは一旦置いといて、俺のみらへの気持ちは信じてもらいたい」とストレートな言葉をぶつけるなつきだが、果たしてみらはどちらを最後に選ぶのだろうか。
一方、はつね(矢ヶ部初音)とかいせい(佐久間海世)は、マレーシアならではの揚げたバナナやドリアンなどを食べながら楽しく街を散策。「ずっとりょう(高崎凌)くんといるけど、本当にこのままでいいのかなって」「他の人も知るべきだと思うし」と語るはつねだが、すでに残された時間はあと2日。「これからまだ数日間あるから」というかいせいの前向きな言葉は、彼自身に言い聞かせる言葉でもあったのかもしれない。
その頃、みさき(谷岡美沙紀)とともき(水野友貴)は乗馬デート。昨夜、ともきへの感情が溢れて取り乱したみさきに「昨日の整理はついた?」とともき。ともきは「俺はあれがあってより信頼できた」とみさきが号泣する姿に、彼女がラブキャッチャーであることを確信した様子だが、今回のみさきの涙ははたして本物なのかも気になるところ。
そして、このデートにもまさかの訪問者が。意外なことに、やってきたのはりょうだった。りょうには今回のデートに際して、ひとみ(井上ひとみ)、ゆきの(海津雪乃)、はつね、みさきの4名の女性から申し込みがあった。この展開には「モテモテじゃん!」とスタジオも盛り上がる一方、りょうがみさきを選んだことにより、ゆきの・ひとみのデートが成立しなくなることが確定した。
りょうがみさきを選んだ理由は「はつねがりょうをマネーだと言っている」ことへの真偽を確かめるため。しかし、話の中盤から“ともき一筋”だったはずのみさきの様子に変化が。「恋愛体質だからすぐ好きになっちゃうし、私は最後までともきにいけるのかな」とまで言い出すみさきに、観ているこちらも混乱させられる。
一方、ラブマンションでは切ない展開が繰り広げられていた。今回もデートが成立しなかったことで、リビングで1人泣くゆきの。彼女に優しく寄り添うあもんだが、あもん自身がみらを選んだことで、ゆきのはデートが成立しなかったのである。「いまあもんくんがきてくれてよかった」「昨日の夜話して、また違うあもんくんを知ってみたいと思ったし、いまはあもんくんだと思ったから」と語るゆきのの言葉の一つひとつが、いまのあもんには辛かったのではないか。
6日目を迎えたことで、それぞれ気になる人と踏み込んだ会話をするペアが増えてきたように思う。りょうは「初音ちゃんはいままで俺のことマネーだと思ってたの?」とみさきとの会話の内容を改めて本人に確認する。そんなりょうの言葉を聞いて、はつねは「思う瞬間は正直あった」「でもマネーだとしても、私に優しくしてくれたことは変わらないし、マネーであってもラブであっても、どっちでも良い」と正直に気持ちを打ち明けた。