「あなたはなぜVTuberに?」問いかけはハッシュタグを通して 各事務所も新人発掘に意欲的
新機軸オーディションに二次創作ゲームブランド 各事務所にも動きアリ
先週の企業・事務所まわりのニュースについても軽くおさらいしておこう。にじさんじは「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」と「NIJISANJI EN」のオーディション開催や、『KZHCUP in STREET FIGHTER 6』の開催発表が話題になった。また、相羽ういはが12月末に卒業する報もあった。
特に「VTA」オーディションは、高難易度士業や専門スキル所持者を対象とした部門と、マスコット配信者の部門が新設された。前者に関しては、個人勢の特化型VTuberで知名度を得た人がいることをふまえた動きだろうか。新たな方向性のタレント発掘が功を奏するか、注視したい。
「ホロライブ」は二次創作ゲームの開発者と連携する方向に動いた。ガイドライン整備とともに、二次創作ゲーム向けのゲームブランド「holo Indie」を立ち上げ、二次創作ゲームの有償配布を許諾した形だ。
とりわけ海外を中心に、これまで優れたクオリティの『ホロライブ』二次創作ゲームが数多く登場してきた。「二次創作」というファン活動にエコシステムを作り上げ、よりその勢いを強めたいという思惑だろうか。テストケース第一弾タイトルのリリースも決定しており、まずは新たな試みを走らせつつ様子を見ることになるだろう。
Xで「#Vになった流れ」が話題 VTuberがこぞってデビュー秘話を語りあう
X(旧:Twitter)でハッシュタグ「#Vになった流れ」が話題。企業所属から個人のVTuberまで、まさに十人十色のエピソード…