さらば森田、チームの“マイ山“購入計画に「1年間タダ」の異例打診　破格条件に「ここにしようや！」

　キャンプ需要の高まりの影響もあってか、少し前に人気芸人が次々と「自身の山を買った」と報告する時期があった。そんな芸人の間で巻き起こった“マイ山購入ブーム”がひと段落した今。さらば青春の光・森田哲矢が運営するDIY系YouTubeチャンネル「五反田ガレージ」で、遅まきながらも、山林の購入に向けたプロジェクトが始動した。

　とはいえ、山林の購入は森田本人の意向ではない。7月9日に公開した「【山を買うDIY】キャンプし放題の楽園を発掘！！」と題した動画で、「山を買います」と切り出したのは、さらばと関係が深く、「五反田ガレージ」のクルーの一人である放送作家の廣川祐樹氏だった。

　目的は、同チャンネルで利用するためのキャンプ場を開墾し、そこにツリーハウスを作るためだという。廣川氏は自宅を自らフルリフォームしたこともあるDIYの手練れ。これまでも、DIYチャンネルを運営したいもののDIYが得意ではない森田に代わって、動画の中で幾度となくその卓越した技術を駆使し、様々な制作物を手掛けてきた。

　今回「値段」と「近さ」の観点から廣川氏が目星をつけたのは、千葉県君津市某所にある山林。この日は内見のために、森田の運転する車で同地へと向かったのだが、森田を同行させたのには理由があった。というのも廣川氏によると、知り合いに紹介してもらった“山のプロ”の異名を取る不動産業者が良質な物件を挙げた上で、「1年間タダで貸します。1年後気に入ったら買うでいいですよ」と、破格の好条件を提示してきたのだとか。山のプロは「さらばのことをよく知ってくれている」とのこと。つまり、森田を連れていくことで心証を良くし、より良い取引をしようという算段だ。

　さらに廣川氏は、山のプロが個人で所有し自分で開拓している別の山を利用費0円で、共同運営することも提案されたらしい。いずれにしても、廣川氏側のリスクが非常に少ない、渡りに船のような話だ。森田は、「山を買う」と大風呂式を広げた廣川氏を「『廣川、山を分けてもらう』やな。いまんとこ、2個とも買われへん（笑）」と笑った。なお、本動画ではまず手始めに、目的の山ではなく、既にキャンプ場へと開拓中の土地を紹介してもらえることに。実際に訪れると、広々とした過ごしやすそうな空間で、当初さほど乗り気ではなかった森田も「ここめっちゃええやん！ ここにしようや！」と気に入っていた。

　こうして始まった「五反田ガレージ」の山林購入プロジェクト。お笑い界では、ヒロシやバイきんぐの西村瑞樹、あばれる君、オリエンタルラジオの藤森慎吾などが自身の山林でアウトドアライフを楽しむ様子をYouTubeで発信しているが、廣川氏が山林購入または借用後、森田らがどのような遊び場をつくっていくのか、引き続き注目したい。