EXIT、磯村勇斗、大久保佳代子「別れた後も友人関係を続けられるか」に言及　過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く『ラブ トランジット』

　Amazon Prime Videoにて新作の恋愛リアリティ番組となる『ラブ トランジット』が6月 15日より配信開始となった。本作は、韓国の大手エンターテインメント企業である CJ ENM が制作し、世界中で人気を誇る恋愛リアリティ番組『환승연애（乗り換え恋愛）』のフォーマットを元に日本で展開される新番組。かつて恋人だった5組の元カップルたちが、約1ヶ月間のホカンス（ホテルでの共同生活）を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿を追う。

　今回番組スタジオMCを務めるEXIT（りんたろー。／兼近大樹）、磯村勇斗、大久保佳代子に、この新感覚恋愛リアリティ番組の見どころなどを聞いた。

　まず、番組内では相手のことを知るために様々なミッションが与えられるが、どんなデートを企画するか聞かれると、磯村は「サウナに誘っちゃうな。水着を着て一緒にサウナに入って、一発目から裸の付き合いをしておいた方がいろいろ明かせるんじゃないかな」と自身のプランを披露。すると大久保がすかさずこのデートプランに0点をつけ「初デートから汗で化粧も落ちるなんて有り得ない。全く女心がわかっていない」と一蹴した。続けて「僕もすぐに結果を求めたいタイプなんで、実家に連れて行きたいです」というりんたろー。に「自分が出演した番組の中でも笑いをとれた映像を見せてから、ロケ地を一緒にまわりたい」とした兼近の両プランにも0点と即却下した大久保。そんな大久保は「直射日光の下見られたくないんで、日が暮れてから飲みに行って2軒ははしごして様子を見たい」とのこと。

　また、元恋人（X）が誰なのかを周囲に明かしてはいけないという番組ルールについて、大久保は「元彼が女の子を口説くのを目の当たりにしたら“あ、私のときと同じ”って自分の経験と照らし合わせて見てしまうと思うので、目で追ってしまうと思うんですよね」と、自身は周囲にバレず隠し通せる自信がないとした。りんたろー。曰く「観ている方も、絶対こことここが元恋人だろうって予想して盛り上がれるので面白いと思います。でも全然違っていたりして（笑）」と、この番組ならではの楽しみ方を教えてくれた。

　ちなみに、“元恋人（X）と1ヶ月間のホカンスを過ごすことになるが、別れた後も友人関係を続けられるか”という質問には磯村のみがYESと答えた。「尊敬している部分があると思うので、友達には戻れると思う」と言う磯村に対して、大久保は「別れ方による」とした上で、「私の場合はこっぴどく振られるか自分が嫌になって別れるパターンなので、会いたいなんて思わないですね」と断言した。りんたろー。も「純粋な友達ではいられないかなと思います。下心や目的があるのかなって」と懐疑的だった。

　そして、本作を見守る中で起きた恋愛観や考え方の変化についてそれぞれ教えてくれた。「以前のパートナーが次の恋愛に向かう姿って本来見なくて良いし、見たくない部分だと思うので、そこをあえてフォーカスするこの番組はなんて意地悪なんだ！　と最初は思いました。でも、出演者の皆さんが恋愛と必死に向き合う姿を観ていると僕の方が浅はかだったんだなと反省しました」（りんたろー。）、「他人の恋愛って観るもんじゃないと勝手に思っていたんですが、観て良いんだ！　と思わせてくれました。これまでは恋愛リアリティショーには無縁だったんですが、今回参加してめちゃくちゃハマってしまいました。いろんな恋愛の形があって、何より応援したくなりました。人の恋を応援したいなと思わせてくれました」（磯村）などの声が上がっていた。

　本作の見どころについて大久保は「50歳を超えてからどの恋愛リアリティーショーを観ても何の共感もできないし無の状態だったんですが、この番組に関しては久々に“この先が見たい”と思わされました。“そんな顔見せちゃっていいの？”と思わず心配になるような生々しい人間模様や、人の深さ、ある意味醜い部分も凝縮されているので、一人ではもちろん、何人かでなんやかんや言いながら楽しめる番組だと思います」とした。ちなみにスタジオMC陣の中では松岡茉優が意外に毒舌で前のめりでコメントしていて面白かったと明かした。EXITの2人も「キュンキュンを補給できるし、恋愛を通して成長する人間模様が観られます」（りんたろー。）、「これを観終わっちゃうとともう他に楽しいものがなくなっちゃうかもしれないので、そこだけ先に謝らせてもらいます」（兼近）と太鼓判を押した。磯村も「元恋人と戻るのか、新たな恋に進むのか、参加者の感情が変わっていくのを見守る中で、予想外のことが起きてとんでもない展開になっていくので最後まで見逃せないと思います」と話していたように、様々な恋愛の形やケースが目の当たりにできそうだ。