YouTuberが結婚相手に求めるのは「仕事への理解」

　シルクロード＆ゆんの結婚を受けてお祝いの動画をアップしたはじめしゃちょーは「YouTuberと結婚するには特殊な仕事であることへの理解が必要」だと話し、もし自分が結婚したとしても、多忙な活動の中で相手に使ってあげられる時間があるのかと不安をもらす。その点で「同じ職業だとお互いの理解がありそうでいいな」と語っていたのも印象的だ。

　はじめしゃちょーが語ったように、一般的な職業とはすこし異なる仕事を理解してもらうためには、伝えていく努力と相手からの理解が肝要だろう。しかし、YouTuber同士であれば、価値観が似ており、結婚を早い段階でイメージしやすいだろう。実際に、ゆんも結婚報告動画の中で「お互い仕事に没頭する性格で恋愛をあまり考えてこなかった」「同業者なので撮影や編集にかける時間への理解があって、夜遅くに会うことが多かった」と、お互いの活動を理解していたことが良い方向に働いたことを報告していた。

YouTuber同士だからといって必ず恋愛の相性がいいとは限らない

　結婚願望があることを公言しているYouTuber・エミリンは、自身のチャンネルで結婚相談所におもむきカウンセリングを受ける動画を投稿。YouTuber・エミリンとしての恋愛や結婚について分析してもらっていた。

　そのなかで「結婚偏差値診断」を受けたエミリンは「自分の意見を口に出して言いたい」「自分がリーダーになりたいタイプ」という結果を見て、納得した様子を見せる。結婚相談所のスタッフによれば、芸能に携わる仕事をしている人間はそういった我の強いタイプが多いのだとか。

　また、エミリンが相手に求めることとして「困っている人を助けること」「場の空気を読むこと」「自分の得意不得意を知ること」が挙げられており、クリエイターやYouTuberなど主体的な活動をしている人や、「俺について来い」といったタイプの男性は合わないとアドバイスされていた。

　シルクロードとゆんのように、YouTuber同士はよき理解者になれる……と思いきや、性格によっては個性がぶつかり合ってしまい、うまくいかないケースもありそうだ。YouTube活動を全面的にサポートしてくれたり、話を聞いてくれたりと、一歩引いた位置から影で支えてくれる「思いやりのあるタイプ」が合うYouTuberもいるのだろう。

　あくまでそれぞれの相性が第一ではあるが、「仕事を主軸に考えながら、お互いを支えていく」という独立心が強いYouTuber同士であれば、カップル・夫婦としてよきパートナーになれるのかもしれない。