『花束とオオカミちゃんには騙されない』9話ーー“年齢差の不安”を打ち消すハグに心が溶かされる　りゅうたろうのストレートな「好き」にくれはは……

　気になったのはみづき（美月）の動きだ。アトリエでマテウスがいない隙に、ペンキの買い出しにおみを誘い出す。おみとちせの恋の進捗を確認し、自分のことに話が及ぶと「マテちゃんからの好意はありがたいから無下にしたくないし、出来るだけ応えたいと思っている」となぜか濁す。以前、マテウスに対して一番だと明言していたみづきの勢いがない。ちせと上手くいっていないからこそおみが自分に心変わりする可能性もあるのではないかと、揺らいでいるようにも見えた。

　さて、そんな中おみがちせを誘い出した太陽LINEデート。おみと話したいと「俺もついてく！」と名乗り出たマテウスに続き「私も行きます。」と返すみづき。予告ではマテウスがオオカミちゃん候補としてみづきとちせの名前を挙げていたが、人を見る目がかなりあるマテウスのこの予想はいい線いってそうだ。「おみが悩んでいること知ってるから行かないかな」と言うみづきの言葉も気になる。「もう自分の気持ちが（マテウスに）固まったから」ではなく、やはりおみへの想いは残っているように見えてしまう。次回のこの太陽LINEデートと、そしてりゅうたろうの“大人化計画”は見逃せない。

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【場面写真】『花束とオオカミちゃんには騙されない』9話

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