コヤッキースタジオのスタッフ、ぼったくりバーによる被害を報告　マッチングアプリで会った女性に騙される

　 2023年3月28日、都市伝説や漫画の解説などを投稿しているコヤッキーが、自身の個人チャンネルであるコヤッキーVlogを更新。スタッフがぼったくりの被害にあったことを報告した。

　コヤッキースタジオは、巷で話題になっている都市伝説を取り上げているYouTubeチャンネル。コヤッキー、とーやの2人で解説をしており、お互いの豊富な知識や掛け合いが魅力だ。都市伝説の他にも、漫画『ONE PIECE』について考察を投稿する、コヤッキーチャンネルの運営も行っており、合わせて約150万人の登録者を誇っている。

　今回、コヤッキーの個人チャンネルで上げられた動画では、とーやの個人秘書であるひじいが、マッチングアプリを通してぼったくりの被害にあったことを報告した。ひじいは、2023年3月24日に投稿された動画内で、体験した怖い話としてぼったくり被害を告白。その後、ニュースで同様の事件が取り上げられ、逮捕者が出たため、今回の動画で改めて詳しい内容を伝えている。

　マッチングアプリを活用して女性とコンタクトをとったひじいは、当日、新宿で待ち合わせをした。遅れてやってきた女性に居酒屋に行くか打診したところ「友達におすすめされたバーに行きたい」と言われる。承諾してついていくと、歌舞伎町にある人気のないバーで、土曜日の22時にも関わらず、他に人がいなかったそうだ。5,000円の飲み放題を頼み3杯ほど飲んだところで「女性から強いお酒でゲームをしたい」とお願いされたため、クライナーを10本注文。意図的に薄くされていたのか軽々と飲めたらしく、次々と追加で注文し、最終的に130杯にまでなったという。飲み干したところで店員にクライナーが飲み放題に含まれていないことを伝えられると、ひじいは我に返りお会計をお願いすることに。

　伝票には51,000円と記載されていたため、カードで支払おうとするも店側は拒否。手持ちの現金が24,000円しかなかったので、一旦渡して残りはコンビニでおろしてくることを伝えた。店員と女の子と一緒に外に出たところで、いくらお金を下ろせば良いのか改めて聞くと「48万円です」と回答が返ってきたという。実は、ひじいが見た51,000円は51万円の間違いで、桁が一つ違っていた。ぼったくりであることに気づいたひじいは、止める店員を振り払い警察署に駆け込む。民事不介入ということで対応はしてもらえなかったが、店員も大事にはしたくないということで、最終的に48万円は支払わなくて良いことに。結局、最初に支払った24,000円で被害は済んだようだ。

　動画の後半、コヤッキーは、世の中で同じような被害に遭っている人が他にもいるのではないかと語っている。YouTuberであれば面白おかしく取り上げ、利益に繋げられるが、そうでない場合は他人にも相談できず鬱憤だけが溜まってしまう人もいるだろう。これから、新生活が始まることもあり、動画内では視聴者に対して同じような被害に遭わないように注意喚起していた。動画の内容を参考にし、くれぐれも金銭的なトラブルには巻き込まれないように気を付けよう。