『ポケモン スカーレット・バイオレット』、次回の最強レイドポケモンは"最初の3匹"が有力？

　『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のクリア後コンテンツとして人気の、黒い結晶のテラレイドバトル。通常のプレイでは登場しない特別なポケモンが強力なテラスタイプで登場するので、期間中にはたびたびTwitterのトレンドを賑わす人気コンテンツとなっている。

　2022年末に開催された最強のリザードンに続き、2023年にはエースバーン、ゲッコウガと、これまで約1ヶ月に1回のペースですでに3体の最強ポケモンが登場している。

　これまでのペースで考えると、3月ごろにまた新たな最強ポケモンが出現すると思われる。そこで今回はこれまでの登場ポケモンから、次回のポケモンを予想してみた。

最強ポケモンの共通点は「最初の3匹」？

　これまでに登場した3体は全て、実は歴代の最初の3匹（通称：御三家）のポケモンだ。

　ちなみにリザードンは第1世代のヒトカゲの最終進化、エースバーンは第8世代のヒバニーの最終進化、ゲッコウガは第6世代のケロマツの最終進化ポケモンである。

　最初の3匹はどの世代も必ず、「ほのお」「みず」「くさ」タイプで統一されている。そしてほのおタイプのリザードン、エースバーンと続き、今回のゲッコウガがみずタイプであることから、まだ出ていないみずタイプがまず候補に挙がりそうだ。

　該当するポケモンとしては第2世代のオーダイル、第3世代のラグラージ、第4世代のエンペルト、第5世代のダイケンキ、第7世代のアシレーヌが挙げられる。

　なかでも、エンペルトの進化前のすがたであるポッチャマはファンの間でも根強い人気を誇るポケモンだ。

　そう考えると、次回のレイドバトルでエンペルトが登場する可能性は高いのかもしれない。また、アシレーヌはその人魚姫のような美しい見た目から男女共に人気の高いポケモンなので、次回がみずタイプなのであれば、そのタイミングで登場する可能性も十分にあるだろう。

”相棒枠”のポケモンも候補？

　これまで登場した3体のポケモンの共通点としては、アニメ『ポケットモンスター』の主要キャラクターの相棒ということも挙げられる。

　リザードンといえば初代アニメでのサトシとのエピソードを思い浮かべる方も多いかもしれないが、2019年から放送された方の「ポケットモンスター」でも、リーグチャンピオンのダンテの相棒として強調されて描かれた。

　続いて登場したエースバーンは、同じく2019年放送開始の「ポケットモンスター」にてサトシとW主人公を務めた、ゴウの相棒として登場。特に、ヒバニーとゴウの出会いは印象的だ。

　そして、ゲッコウガはカロス地方を舞台に描かれたアニメ「ポケットモンスター X・Y」にてサトシの相棒として大活躍したポケモンだ。第1話でピカチュウのピンチを救うために登場し、最終的にはサトシとシンクロすることで「サトシゲッコウガ」へ変化することとなる。

　　こうした共通点から考えていくと、アニメ「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」でヒロインのハルカの相棒ポケモンとして印象深いアチャモ（最終進化：バシャーモ）、アニメ「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のヒロインであるヒカリの相棒ポケモンのポッチャマ（最終進化：エンペルト）なども候補に挙がりそうだ。

最初の3匹以外の可能性はある？

　これまでの傾向から、最強レイドで登場するポケモンは、おおむね最初の3匹の最終進化が登場する可能性が高そうなものの、それが正式に発表されているわけではない。となれば、先ほど挙げたバシャーモと同様に人気を誇る、ほのおタイプのゴウカザルなどが出現してもおかしくなさそうだ。

　しかし、それ以外のポケモンが登場する可能性ももちろん残されている。特に公式からのグッズが多く出ているポケモンやアニメや、劇場版などで活躍したポケモンなどはやはり注目されやすいため、クリア後コンテンツの目玉にはもってこいだろう。

　最初の3匹以外では、初代から圧倒的な人気とグッズ化の数を誇るゲンガー、映画への登場だけでなくサトシの相棒も務めたルカリオ、同じく映画で活躍し、カッコいいデザインで根強い人気のゾロアークなどが登場すれば、盛り上がること間違いなしだろう。

　このように、さまざまな可能性が考えられる次回の最強レイドポケモン。確かなのは、どんなポケモンが来てもレベルは100であり、優秀なテラスタイプと豊富な技でプレイヤーを苦戦させる手強い相手であることだ。

　まだ本作をクリアしていない人も、毎回イベントを楽しみにしている人も、引き続き『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のプレイを楽しみながら、次回のポケモンを予想してみてはいかがだろうか。