Amazonブラックフライデー開催! Macやイヤホン……Apple製品を手堅く選ぶコツを解説

 11月25日よりAmazonのブラックフライデーが開催された。家電やコンピュータ、ゲームなどに始まり日用品や食品など、あらゆる製品をお買い得にゲットできるブラックフライデー。毎回の目玉となるのはやはり、Apple製品だろう。MacやiPadなど、数多くの製品が販売されるものの、即完売してしまうことも多い。今回はAmazonブラックフライデーに出品されるApple製品の傾向や、買うさいのコツを紹介しよう。今回はもちろん、次回以降のブラックフライデーでも参考にしてほしい。

型落ちモデルの性能を調べておこう

 毎回の傾向として、直近で新製品の出たモデルの型落ち品が出品されることが多い。Apple製品は特に、新製品が発表・発売されると同時に旧製品は市場から取り下げられてしまうため、他店でも型落ち品がこうしたタイミングで在庫整理のように現れることが多い。「型落ちはちょっと……」という方もいるかも知れないが、Apple製品には基幹部分の性能はあまり変わらないアップデートも多く、加えてそこまでのスペックは必要ないというユーザであれば、うまく製品を選べばお得に購入することが可能だ。

 たとえば現行のiPadシリーズには現在iPad・iPad mini・iPad Air・iPad Proと4つのラインアップがあるが、前者2機種がプロセッサに「Aシリーズ」を採用するのに対して後者2機種は「Mシリーズ」を採用しているという違いがあり、後者のほうが後継で数値上の性能も高い。プロセッサの性能は本体の処理速度に直結するスペックであり吟味して選ぶことを薦めたいが、WEBブラウジングや画像・動画の閲覧など一般的な用途においては一世代前の機種を選んでもそこまで差が生まれることはなく、いずれも満足するパフォーマンスを発揮するだろう。また、最新のiPad Proは特にカメラ性能が大きく向上しているが、iPadで写真を撮ることがないのであればわざわざProを選ぶ必要もない。型落ち品も含めてこうした性能比較を行い、自身に最適なスペックの製品を見つけることがApple製品の購入時には重要だ。

 ひと世代前のAirPods Proもセール対象になっている。現行機種との違いは主にANC(アクティブノイズキャンセル)の性能向上や本体でのボリューム調整など。こうした機能が必要ないというユーザにとってはお買い得な製品だ。

Beats製品も検討してみよう AirPodsよりも安価でiPhoneとの相性も◎

 〈Beats by Dr.Dre〉(以下・Beats)はApple傘下のオーディオブランドで、スタイリッシュなデザインとヒップホップをルーツに持つ低音の解像感が製品の特徴だ。Apple傘下のブランドであることからiPhoneとの親和性も高く、ワンタッチでペアリングが完了する。ノイズキャンセルを搭載した製品も数多くあるほか、「Beats Flex」などの「完全分離型ではないワイヤレスイヤフォン」もラインアップされているのはAirPodsシリーズにはない魅力だろう。

 またヘッドフォンも豊富にあり、フラッグシップのANCを搭載した「Beats Studio3 Wireless」やANCを搭載しない少し安価な「Beats Solo Wireless」などは「ヘッドフォン派のiPhoneユーザ」にはぜひ購入を検討してほしい。Apple純正のヘッドフォン「AirPods Max」は8万円を超える高価格帯の製品だが、「Beats Studio3 Wireless」であればセール時を狙えば3万円台での購入も可能だ。紹介したBeats製品もセール対象となっている。

『Beats Studio3 Wireless』
フラッグシップモデルのオーバーイヤーヘッドフォン。ANCも搭載する。

『Beats Solo3 Wireless』
ANCは必要ないが、ワイヤレスオーバーイヤーヘッドフォンが欲しい人にはこちらがおすすめ。

『Beats Studio Buds』
ANC搭載の完全ワイヤレスイヤフォンもラインアップされている。

『Beats Fit Pro』
独特な形状のイヤーチップが特徴。Apple開発の「H1チップ」が搭載されており、「Hey Siri」などにも対応する。

『Beats Flex』
落下・紛失のリスクが低い首掛け型イヤフォンはランニングやトレーニングなどの場面で活躍する。Apple Watchと一緒に使えば、iPhoneすら持たずに音楽を聞きながらランに出かけることも可能だ。

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