ポルシェの排気管でできた高級スピーカーが登場　500台限定で176万円

文＝@Nagatackle（ナガタックル）

　ドイツの自動車メーカー、ポルシェの関連会社ポルシェデザイン（Porsche Design ）がエキゾーストパイプでできたスピーカーを発表した。

　『Porsche 911 Soundbar 2.0 Pro』は、Porsche 992 GT3のオリジナルの排気管が使われており、壁に設置または付属の台座に立てて、音楽を流して楽しむ。

　300ワットのサウンドバーには、4KパススルーHDMI ポートがあり、Bluetooth 5.0、Apple AirPlay 2、Google Chromecast、Spotify Connectをサポートしており、ワイヤレス音楽システムとしても機能する。

　ドイツ製で500台限定。すでに予約受付中で、2023年1月に発売される。気になる価格は12,000ドル（約176万円）。

　ずいぶんと高いスピーカーだと思うかもしれないが、その排気管が本来使われるはずのマシンは200,000ドル（約3000万円）はくだらない高級車だ。

　『Porsche 911 Soundbar 2.0 Pro』は実用的なスピーカーというよりは、音楽が流れる不思議なマフラーだと考えるとよいだろう。

　実はポルシェデザインは2016年にもエキゾーストパイプのスピーカーをリリースしている。

The Sound of the Racetrack. The Porsche Design 911 Soundbar.

　今回のプロダクトでは、電力が6年前の200ワットから300ワットにパワーアップ。外観の完成度がさらに高くなっており、まるでアート作品のようだ。

カフェやバーなどのインテリアとして飾っても映えそうだ。そこから音楽が流れてきたら、客があっと驚いて笑顔が弾けるのが想像できる。

（画像＝ポルシェより）

（source）
https://www.porsche-design.com/us/en/porsche-design-shop/shop/electronics/sound/speaker/wap0509110nsdb-911-soundbar-2.0-pro/?variationCode=WAP0509110NSDB
https://www.theverge.com/2022/11/2/23436528/porsche-design-speaker-soundbar-dolby-atmos-price
https://www.motor1.com/news/620158/porsche-911-gt3-exhaust-soundbar/

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小説作家、クリエーター、デジタルエキスパート、フットボーラーの顔も持つ、神出鬼没のサブカル・テクノロジー・ウォッチャー。10代の頃にブラジルCFZ do Rio（Centro de Futebol Zico Sociedade Esportiva）へサッカー留学し、その後に浦和レッズ（レッドダイヤモンズ）で競技に打ち込む。必殺技は“捨て身”のスライディングタックル！ 現役引退後にイングランドに渡り、英国立大学に在籍中は図書館でアートや映画漬けの日々を送る。オンラインやアート、スポーツ界隈での目撃情報も。
【作品紹介】https://www.amazon.co.jp/-/e/B08Q4JPWRN
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