海外YouTuberが砂漠や極寒など、世界の異常気象を再現　最後までチャレンジャーが留まったのはどの部屋？

　奇想天外な企画で視聴者を驚かせるアメリカの人気YouTuber「Brent Rivera」（チャンネル登録者数2,170万人）が、規格外れの検証を行った。該当の動画は、2022年9月8日に投稿された「SURVIVING THE WORLD'S MOST EXTREME WEATHER!!」だ。

　今回の企画は、4種類の異常気象を再現した部屋を用意し、そこに4人のチャレンジャーを1人ずつ振り分けるというもの。過酷な環境の中、最後まで部屋に留まった人物には、$10000もの大金が与えられる。

　抽選を行った結果、男性メンバーの「Jeremy」が「砂漠の部屋」、男性メンバーの「Dom」が「極寒の部屋」、女性メンバーの「Pierson」が「暴風の部屋」、女性メンバーの「Liv」が「熱帯雨林の部屋」へと割り当てられた。

　この動画の見所は、それぞれの部屋がかなり忠実に異常気象を再現している点だろう。「暴風の部屋」にはトルネードが巻き起こっており、風の音がうるさすぎて会話ができないほどである。

　「砂漠の部屋」には4つのヒーターが用意されていて、世界で観測史上最も高い気温を記録したアメリカの「デスバレー」をイメージしているらしい。

　「極寒の部屋」は、実際の雪やアイスブロックなどで構成されている。オプションとして氷でできた「アイスチェアー」も用意されているが、とてもくつろげる環境ではないだろう。

　「熱帯雨林の部屋」には、激しい雨が止まることなく降り続く。しかし、この部屋に入った「Liv」は、ほかの部屋にアサインされたチャレンジャーに比べると余裕がある様子だ。

　ただし、「Brent Rivera」の企画は部屋の中でじっと過ごすだけでは終わらない。しばらくすると、選んだナンバーによって、チャレンジャーにペナルティもしくは報酬が与えられるミニゲームが開始された。

　まずは、「熱帯雨林の部屋」にいる「Liv」がゲームに参加。2番を選んだ彼女に課されたのは、なんと「部屋にヘビを投入する」というペナルティだ。本物の巨大なヘビが投入される様子は、見ていてハラハラしてしまった。

　ほかにも「砂漠の部屋」に火を吹く男性が投入されたり、「暴風の部屋」におならスプレーが噴射されたりと、「Brent Rivera」らしいユニークな企画が続く。果たして、どの部屋を選んだ人物が最後まで留まることができたのか、ぜひ動画で結果を確認していただきたい。

　なお、今回の企画は基本的にテンポ良く進んでいる印象であったが、実は途中でトラブルもあった。「砂漠の部屋」にアサインされていた「Jeremy」が、体調不良を訴えたのだ。すぐに救急車を呼んだところ脱水症状に陥っていたようで、大事には至らなかったとのこと。ほっと胸を撫で下ろしたと同時に、異常気象の過酷さを痛感した瞬間でもあった。

　日本でも高温や大雨などの異常気象が毎年発生しているだけに、遭遇した場合は十分気をつけたいところだ。