Amazonが目指す“イヤホンがなくても没入感がある”音楽体験とは 新製品『Echo Studio』『Fire TV Cube』を用いたハンズオンセッション
Fire TV史上最もパワフルな新世代「Fire TV Cube」
後半のホームシアター領域については、アマゾンジャパン合同会社 Fire TV事業部 事業部長 西端 明彦氏が登壇。
Fire TV CubeやAlexa対応音声認識リモコン Proについての製品説明を行った。
ハードウェア製品は2015年から日本で発売を開始しており、Fire TV対応アプリの品揃え拡大も含め、着実にユーザーの裾野を広げてきたデバイスだ。
2022年の取り組みとして、まず2月には家電大手のヤマダホールディングスとAmazonが協業して共同開発したFire TV搭載スマートテレビの展開を開始した。
加えて「継続したUIの改善も積極的に行っている」と西端氏は話す。
アプリを探しやすくするUIやよく使うアプリに早くアクセスできるよう、ユーザー体験の最適化に努めているそうだ。そして、アレクサ/スマートホームとの連携も強化している。
今回の新製品であるFire TV Cubeは10月27日から出荷が開始される。
Fire TV史上、最も先進的なストリーミングメディアプレーヤーであり、Fire TV Stick 4K Maxの2倍の処理能力を有しているという。
また、「アレクサ、〇〇をやって」などと話しかけるだけで、対応するテレビのチャンネル切り替えやサウンドのボリューム操作、お気に入りの番組検索など、ハンズフリーでエンターテインメントが楽しめるようになっている。
さらに入出力端子を追加したことで、ゲーム機やブルーレイ/DVDレコーダー、USBストレージなど、さまざまなデバイスとの接続も可能。
4K Ultra HDやDolby Vision、HDR対応による鮮明な映像や臨場感あるDolby Atomsに対応したオーディオで、自宅にいながらまるで映画館にいるかのような最良の映像体験を満喫できる。
会の最後では、アレクサ対応音声認識リモコンProの説明がなされた。
Fire TVシリーズをより使いやすくするための新機能を搭載したもので、うっかり紛失してしまうのを防ぐ「リモコンを探す」機能や、薄暗い部屋でも操作しやすくなる「バックライト」が搭載。
さらにはよく使うお気に入りのアプリを選び、ショートカットボタンとして設定可能な「カスタムボタン」もあり、使いやすさが向上しているのだ。
実際に空間オーディオ処理技術搭載のEcho Studioから、音楽を聴く体験もすることもできた。
確かに奥行き、広がりを感じるサウンドが楽しめ、楽曲の世界観に没入できるものであった。デバイスが進化すると、ここまで視聴体験が良くなるのは驚きだった。
Amazonデバイスを使いこなせば、ライフスタイルがより豊かになるのかもしれない。
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