ハンバーグ師匠、億越えレアカーの数々を紹介 「世界で19台の車がここに」

 “ハンバーグ師匠”ことスピードワゴンの井戸田潤が、レアカーだらけのガレージに潜入取材する動画をYouTubeで公開した。

今度は何買う?億越え車だらけの日本一のガレージ!

 8月12日に「今度は何買う?億越え車だらけの日本一のガレージ!」と題して公開した動画で井戸田は、レギュラー出演する中古車検索サイト「グーネット」の公式YouTubeチャンネルの企画で以前やってきた「日本一のガレージ」を訪問。スピードメーターの被り物をした“車のスペシャリスト”アメーター氏とともに、ガレージに所蔵された希少車両を見ていくことになった。

 まず目の前に飛び込んできたのは、流線型の白いボディが印象的なオープン仕様の「トヨタ 2000GT」。同車は、1967年公開の映画『007は二度死ぬ』で、主人公ジェームズ・ボンドが愛用する「ボンドカー」として作られた劇中車2台のうちの1台だという。本来「トヨタ 2000GT」には屋根が付いているのだが、当時ボンド役を務めたショーン・コネリーが高身長で車内が窮屈だったため、屋根を外してコンバーチブル仕様にしたという経緯がある。市場価格は、アメーター氏が車のオーナーから聞いた話によると、一般的な2000GTが程度の良いもので1億円である一方、このボンドカーはその6倍。つまり6億円の価値があるそうだ。井戸田は「6億!?」と目を丸くした。

 ガレージに保管されているレア車はこの一台だけにとどまらない。続いて紹介されたのは「日産スカイラインGT-R(R32)」。走行距離2000kmで非常に状態が良いため、発売当時の価格は約430万円~530万円ながら、その価値は2000万円ほどになるとのことだ。次に披露されたのは、「日産スカイラインGT-R(R33)」をベースとして、チューニングメーカー・NISMOがカスタムした世界限定99台のコンプリートカー「NISMO 400R」。価格は1200万円だったものの、今は市場推定価値が2億円にまで跳ね上がっているというから、驚くほかない。

 最後の一台もコンプリートカーで、NISMOが「日産スカイラインGT-R(R34)」をベースに作り上げた「NISMO R34GT-R Z-tune」。販売台数は世界限定19台。井戸田は「世界で19台の車がここに1台あるんですよ? もう奇跡でしょ」と説く。気になる値段は推定5億円。「5億!? 『半沢直樹』のエピソード1で半沢直樹が取り返そうとした額と一緒ですよ」とそのすごさを喩えた。

 8月5日公開の動画では、新たに「BMW 330ciカブリオレ」の購入を報告している井戸田だが、こういった貴重車を細かく紹介してくれるのも、車好きである彼の動画ならではの魅力といえるだろう。

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