遊楽舎ヒカル店が閉店 それでも変わらぬヒカルと店長のマシンガントーク

 チャンネル登録者数470万人以上を誇る人気YouTuber・ヒカルが『遊楽舎が閉店することになりました』というタイトルで動画を公開。ゲームショップ「遊楽舎 姫路花田店」を経営する通称「店長」とヒカルがタッグを組んで、東京の秋葉原にオープンした「遊楽舎ヒカル店」が閉店することを報告した。

遊楽舎が閉店することになりました

 遊楽舎ヒカル店がオープンしたのは、2020年の7月。当初の予定では「遊楽舎 姫路花田店」のある兵庫から店長が定期的に東京へ通ったり、ヒカルの来店イベントを企画したりするはずだった。しかし新型コロナウイルス感染症の影響によって、それらの構想は頓挫。

いまもなお新型コロナウイルス感染症の影響が残るなか、今後も店長が東京へ直接足を運んでヒカル店のクオリティを上げることは難しいと判断したため、閉店することとなった。

 閉店の報告に関して、店長はヒカルに物申したいことがあるとのこと。というのも実はヒカル店の閉店を、店長は自身のYouTubeチャンネル「遊楽舎ちゃんねる」にて、ヒカルのチャンネルより1ヶ月以上早い2022年3月30日に報告している。

【重要なお知らせ】ヒカル店、閉店について

 そのことに関して、店長は「自分のチャンネルで閉店の報告をして大変なときに、ヒカルくんのチャンネルを見たら『誰それとデートしてみた』とか『ディズニーランドに行ってみた』とかって動画をあげていて、お前完全によそごとやなと思った笑」と本音をのぞかせた。

 しかしヒカルは、そういった店長からの揶揄を気にする様子もなく「まあ別に報告が遅れてもいいかなと思って」というサラッとした返答。そういったストレートなコメントを遠慮なく言い合えるところが、2人の信頼関係の高さを表していると感じた。

 またヒカル曰く「最近はチャンネルの方向性として、男性向けのコンテンツをやめていたが、これからは原点回帰してもう一度男性向けのコンテンツを増やしていく」とのこと。実際『遊楽舎が閉店することになりました』の動画でも、閉店に関する話は冒頭3分ほどで、残りの約45分はいわゆる「男性向けの」人気カードゲーム「遊戯王」の話をしていた。

 正直、遊戯王に関する話は専門的すぎて、かなりの経験者でないとわからない内容が満載だったように思う。しかしコメント欄では「遊戯王に詳しくないから何の話をしているかわからないけど、2人が熱中しながら話しているのを聞いているのが楽しい」「やっぱりヒカルと店長のトークは安定」といったポジティブな反応が多数あった。

 前述したように、ヒカルはYouTubeチャンネルの方向性を模索するなかで、一時期「遊戯王」のような男性向けのコンテンツを控えていた。実際、店長がヒカルのチャンネルに登場したのは2021年11月5日以来、約半年ぶり。チャンネルの初期は、ヒカルが3日連続で「遊楽舎 姫路花田店」のもとへ撮影に行き、夜な夜な「遊戯王トーク」を繰り広げるくらい親密な時期もあった。

 一時期は「疎遠」になっていたとも言える2人だが、やはりヒカルチャンネル初期の躍進を支えた店長の面白さは健在。ヒカルも動画のなかで「やっぱり店長と話していると楽しい」とコメントしていた。そしてヒカルチャンネルでは今後「原点回帰して、姫路での動画もどんどん撮っていく」とのこと。

 これから再び聞けることになりそうな、ヒカルと店長とのマシンガントーク。「姫路のおっさんたちと話していると、パワーをもらえますね」という動画の最後に見せたヒカルの笑顔が、ものすごくイキイキとしていたのが印象的だった。

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