三つ折りや折りたたみへと進化？

　折りたたみスマートフォンの将来という視点から見ても、Samsungは他社を一歩リードしてるようだ。今年5月に開催されたディスプレイ関連イベント「Display Week 2021」にて、Samsungは三つ折りディスプレイや折りたたみタブレットなどの先進的なデモを紹介している。

　三つ折りディスプレイでは画面を「Z字」に折りたたむことで、本体サイズのほぼ3倍もの大きさの画面が展開される。これにより、展開時にはよりタブレットに近い大画面が利用できる。また、より大型のデバイス向けに17インチの折りたたみディスプレイも展示された。

　これまでのスマートフォンの進化の歴史を参考にすれば、折りたたみスマートフォンも今後は大画面化という道をたどる可能性が高い。そしてその進化で他社に先んじるのも、独自の技術を豊富に所有するSamsungとなる可能性が高そうだ。

（画像＝Samsungより）