イーロン・マスク氏、火星移住計画で「多くの死者が出る」と予測

 米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)のCEO、イーロン・マスク氏は、火星移住計画を進行するにおいて、「多くの人が死ぬかもしれない」と述べた。

 同氏はXプライズ財団の創設者兼会長、ピーター・ディアマンディス氏とのインタビューの中で、「(火星に行くまでの過程で)あなたは死ぬかもしれない。快適ではないし、おそらくおいしい食べ物もない」と述べ、「生きて帰れる保証のない、困難で危険な旅になるだろう」と付け加えた。さらに「正直なところ、最初はたくさんの人が死ぬだろう」とするも、一方で「素晴らしい冒険であり、とても良い体験となるだろう」と主張した。

 そして計画は、「すべての人のためではない。志願する人のみ!」とした。

 スペースXは、旅行者を月と火星へと連れて行くべく、10年間で100を超えるロケットを打ち上げたが、その多くが爆発、もしくは墜落している。同社は火星の100万人都市計画に向けて、2026年までの火星への有人着陸を目標としているが、果たして“志願者”はいるのだろうか。

 今回のマスク氏の発言は、各所で議論を呼びそうだ。

(画像=DEADLINEより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://deadline.com/2021/04/elon-musk-on-mars-landing-efforts-a-bunch-of-people-will-probably-die-1234743102/
https://www.foxbusiness.com/lifestyle/elon-musk-people-probably-die-mars-mission

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