高性能なマウスで作業効率と快適性を底上げする

引用：ロジクール

　PC作業の多くは、入力する動作が大半を占めるため、インプット系デバイスの見直しは快適化・効率化の効果が大きい。特にマウスはモデルによって大きく機能・使いやすさが異なり、高価なマウスには独自の便利な機能・特徴を備えているモデルも多い。

ロジクールのワイヤレスマウス「MX Master 3」（Amazon）

　たとえば、ロジクールのフラッグシップマウス『MX Master 3』は、人間工学デザインに基づいた高機能マウスだ。手のひらにフィットした形状と、さまざまな機能を割り当ててできるボタンカスタマイズ、親指位置に備わったサムホイールによるチルトホイール（水平方向のスクロール）、1秒間に1000行のスクロールという超高速のMagSpeedホイールを装備するなど、PCを効率的に操るためのテクノロジーが追求されている。

価格は13000円前後。値段は張るが「とりあえずカーソルが動けばいい」という、格安のマウスとは一線を画す、効率と操作の気持ち良さを受け取れる。

高機能オフィスチェアで身体への負荷を軽減

引用：エルゴヒューマン

　PCチェアの見直しも効果が大きい。デスクワークに向けたチェアでは、腰や肩、お尻への負荷を軽減してくれる。

　チェアは実際に座ってから判断するのがベストだが、このコロナ禍ではそうもいかない。総じてECサイトなどで評価の高い定番どころを選ぶことになってくる。個人的におすすめしたいのが、エルゴヒューマンのオフィスチェアだ。

エルゴヒューマン ベーシック オフィスチェア（Amazon）

　メッシュ素材なので長時間すわっていても蒸れにくく、腰部を支えてくれるランバーサポートは、丁度いいテンションで腰が落ちないようにサポートしてくれる。

　ヘッドレストも標準装備で、アームレストの高さ、角度調整も対応。リクライニング機能もあり、ちょっと休憩……のときに、リクライニングできるのもありがたい。価格はおよそ80000円。

高性能なオフィスチェアの中ではコストパフォーマンスに優れたモデルで、費用対効果は大きい。テレワーク歴15年を超える筆者もこのチェアを愛用している。

　道具への投資は、作業効率が上がるだけでなく、心身のコンディション維持へも繋がってくる。自分のワークスタイルに合わせて必要な機器・設備を整え、withコロナのニューノーマル時代を乗り切っていこう。

■小暮ひさのり
編集プロダクションを経て独立。PC誌・WEB媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追っているテクニカルライター。特技はお掃除でハウスクリーニングアドバイザーの資格も所有。

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