内田理央、YouTubeで個性爆発 マニアックすぎる趣味で新たなファン層開拓？
有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる2020年、新たなチャンネルをピックアップするとともに、その方向性や内容を検証する本企画。この１週間前後でも、急上昇にも載った歌手や、マニアックな趣味を持つ人気モデル、元バレーボール選手やお笑いタレントなど、注目したい有名タレントらが続々とデビューした。
内田理央「だーりおCHANNEL/内田理央」7月15日デビュー
ファッション雑誌『MORE』の専属モデル、女優として数々の人気ドラマでも活躍中の内田理央が、YouTubeデビューを果たした。記念すべき初動画は生配信。初動画でありながら、いきなり夕食を頬張りながら登場するというゆるい雰囲気だ。
自己紹介では、怪しいマッサージ屋さん巡り・昔の日本の写真を見る・潜水艦のことについて調べる……など、次々とマニアックな趣味を公表。その一方で「特技はない」と言い、YouTubeでも特技を見つけるために企画にしていくという。撮り溜めている動画では、足つぼ、サーフィンなどにトライしたそうだ。
登録者数の目標と達成のご褒美を決める場面では、10万人達成で視聴者とのオンライン交流会、そして100万人達成でオーダーメイドのプラグスーツ（アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するパイロットスーツ）を作るという、個性的なご褒美が決定した。
続いて2本目の動画は、以前から内田が気になっていたという、ヨーロッパの絵画や小説、オカルトなど、一風変わった古本が取り揃えられている鶯谷の“幻想系”古本屋「Doris」に足を運ぶロケ企画。内田は終始興奮した様子で、「古本を手に取ると、色々な人や古本屋さんを巡ってきたのかな？ とかを考えるとドキドキする」と言いながら、様々な本に興味を示した（途中、カメラが邪魔とまで言う場面も）。
特に興味を持ったのが、50年前の雑誌『遊』（しかし最終的にはまったく別の本を購入）。長時間のロケと内田の自由奔放ぶりに、動画の最後には同行したスタッフから「本屋ロケは一人で行ってもらう」と見放されてしまう。
内田の世界観が爆発しているチャンネルは、ファンにとっては新たな彼女の一面を知られるとともに、新たな視聴者層も気になるところ。今後も注目していきたいチャンネルだ。
宇野実彩子「MISAKO UNO OFFICIAL」7月16日デビュー
パフォーマンスグループAAAの宇野実彩子が、ファンとつながる新たな場所として個人チャンネルを始動。これからの動画では、作品制作の裏側や旅行の様子など、素の部分を見せながら“一人の女性として、アーティストとして”の宇野を知ってもらいたいと語った。
本人も寝る前などにYouTubeを見ると話し、「（他の人の）地味な一日を見て、自分と同じなんだと思って安心する」と、少し芸能人らしからぬ感想をコメント。自身のオフの日など、「どうしようもない私の部分も見て楽しんでもらえたら」と話した。
2本目の動画では、いま話題のアーティスト・瑛人『香水』をカバー。透き通る歌声で、女性話題の楽曲を、宇野の歌唱力で歌い上げる動画は、急上昇に載るほどの注目を浴びている。このチャンネルでは、新しい彼女の魅力を紐解けそうだ。