Snow Manの人狼動画はなぜ神回連発? メンバーそれぞれの個性際立つ“お約束”に注目

 そして、翌朝。ファインプレーを見せたものの阿部が死体となって発見。どうやら騎士はもういないようだ。そして、今朝もちゃんと届いたパン。大事な占い師、騎士が死亡した絶望と、今日もパン屋さんが元気という展開に、メンバーが思わず吹き出すなか、目黒がキリッと「騎士、ふっかさんだったでしょ」と切り出す。

 「ちなみに佐久間、人狼だよ」とロイヤル霊媒師・宮舘もアシスト。「こうなったらもう康二しかいない」と目黒が断言すると、向井はしどろもどろに。そして目黒から極めつけの「俺さ、もう言っていい? 俺ずっとパン配ってたんだ」というカミングアウトが飛び出し、まさかの渡辺が「めめがパン屋で、俺が市民で、ダテさんが霊媒師ってことは、康二が人狼じゃん」と整理していく。

 ルールが曖昧な渡辺もわかるほど明白な展開に観念した向井は「今回は俺がもし人狼やったとしても、負けるよなこれは。もし、人狼やったとしてもな! 俺がもし人狼やったとして、佐久間くんが人狼やったとしよ? 勝てるわけないやん」と自供モードに。目黒が取り調べのように「人狼だったとしてね、佐久間くんとペアって知ったときはどんな気持ちだったの?」と問うと、向井は「これは負けるやろうなと思ったよ。みんな俺に投票して終わろうぜ!」と潔い幕引きを見せた。

 平気な顔でウソをつき、人を欺くのが人狼ゲームの醍醐味。だが、Snow Manの人狼ゲームがこれほど清々しいのは、ウソがつけない素直さ、騙しきれないやさしさが、メンバーの頭の良さによって浮き彫りになるからだろう。今後も変わらぬ「お約束」に期待しつつ、バージョンアップしていく『Snow Man×人狼ゲーム』動画を楽しみしている。

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