『ドラ恋~Bang Ban Love~』第8話ーー恋愛模様が複雑化&たすくが嫉妬心を剥き出しに!?
やはり、恋愛でも仕事でもそうだが、“ここぞ”というタイミングを抑えられない人には、なかなかチャンスの女神は微笑んではくれない。そして、チワはインタビューで「またこれで俺と組んではづきちゃんが落ちたら、たまったもんじゃないって思ったんですけど。(自分に)プレッシャーをどんどんかけていかないとと思って」と追い詰められた表情で語っていた。真面目すぎるゆえに、頭でっかちになりがちで、空回りしてしまうチワ。未だ、よろしくない循環から抜け出せないようだ。
そして、そんな二人の稽古風景を目の当たりにし、「聞きたくない聞きたくない」と嫉妬心を露わにするたすく。初期の頃、みことへの気持ちを抑えきれずに突っ走っていた姿と、どこかリンクしてしまう。
迎えたオーディション。結果から言うと、今回は初の二次審査オーディションが設けられることになった。澤田(育子)先生によると「もう少しお芝居を深めて、熟成してから見てみたい2組がいるから」とのことで、その2組が発表される。
まず選ばれたのは、ひらりー×タクヤペア。澤田先生は「ひらりーさんのお芝居が新しい恵子の感情を生み出せそうだなという可能性を感じた」と評した。もう1組は、みこと×ほくとペア。澤田先生からは「まず二人は、本当にリアルだった。本当に喜んでいいのかなと戸惑う、二人のピュア感もすごく良かった」と、視聴者の気持ちを代弁してくれるかのようなコメントが。
結果を受けて、タクヤは「ひらりーの今日の演技はすごく良かったから。それが僕らの今日のプラス点」と素直にペアの勇姿を称える。同じく、ほくとも「みことちゃん、すごく良かったから。俺がもっと出来たんだろうなと思って、ずっと悔しかった」としっかりとペアの頑張りを労い、自身に発破をかけた。
今回も主役の座を掴めなかったチワは、思わず涙を流す。そんなチワに対して、澤田先生は「チワさんのラストシーンはすごく良かった。その分、出だしが惜しかった。お兄さんとして少し甘え過ぎかなという気がした」と言葉をかける。これまでに比べると、確実に評価は上がってきているように感じるが、その“あと一歩”が全く見えないチワは、自分のことがとても不甲斐なさそうだ。
次回、待ち受ける二次審査オーディションでは、本番当日に2組がカメラテストでベットシーンを演じ、モニター越しにそれを見て選ばれるという本番さながらのシチュエーション。……ある意味本当に残酷である。なお、梨花役も当日に発表されるとのこと。次回、また一皮むけたメンバーたちの姿が観られそうで、期待大だ。
■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで2019年の劇場鑑賞映画本数は約80本。Twitter
■番組情報
『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』
毎週土曜よる11時よりAbemaTVにて放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
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