『いきなりマリッジ3』第14話ーー出会って12日目、新郎への“ある不満”が爆発して新婦が家出!?

 「自分のことしか見てないというか」

 “新婚”生活11日目の夜、新郎タケル(33歳)と新婦ナツキ(29歳)の間に亀裂が走る。“新婚”旅行先でナツキが口にしたタケルへの唯一の不満が蓄積してしまったのだ。

 “新婚”生活8日目。タケルとナツキはガイドに連れられ、乳白色の海・ミルキーウェイへとやってきた。美肌効果があるという海底の泥を取るため、大奮闘する二人。取った泥を全身に塗りこむ二人の姿は、とても楽しそうだ。はしゃぐタケルは、泥をナツキの顔に塗りたくったり、背中に投げつけたり、彼女を船から蹴り落としたりとやりたい放題。このタケルの過激な行動にハラハラした視聴者も少なくないと思うが、ナツキもやられてばかりではない。仕返しにタケルを海に沈め、楽しそうに笑っていた。

 タケルにとって泥ではしゃいだ時間は思い出深いものになったようで、ディナーの席でも「なっちゃんが(強めの)ノリに答えてくれたの嬉しかった」、「二人でバカできるのが楽しかった」と声を弾ませる。タケルにとってナツキとのやりとりは、自分が描いている理想の夫婦像にマッチしているようだ。

 しかし、ナツキには気になる点が一つだけあった。それは、レディーファーストではないタケルの言動。「唯一ね、あるとしたら」と前置きをした上で、ナツキは買い物へ行ったときのエピソードを語り始める。ナツキがドアを開けると、当たり前のように先に店へ入ってしまうタケル。ナツキを置いてどんどん先へ行ってしまったタケルに不満を感じたようだ。ただ、ナツキらしいのが、「塵積もっていくなって思って」と、感情が爆発する前に思ったことをしっかりと本人に伝える、その姿勢。彼女のまっすぐな向き合い方もあってか、「そういうの言ってくれるのありがたい」とタケルは冷静にナツキの気持ちを受け止めていた。

 その後のインタビューで、タケルは「なっちゃんの本音を聞けた感じがしました」と振り返る。「今までの人(男性)はこうだった、ってのはちょっと引っかかりますけど」と小さく不満の声を漏らしつつも、「レディーファースト的なものは、確かにアタシも疎かだった」「なっちゃんのキュンキュンする男性(のような言動)にはしていきたい」とナツキの思いに答えようとする姿勢を見せた。

 パラオから帰ってきたタケルとナツキ。二人はお土産に、ペアのマグカップとお揃いのTシャツを買っていた。“新婚”生活10日目、番組スタッフに「新婚旅行終わってどうですか?」と聞かれたナツキは、「ちょっとずつ慣れてきました。一人じゃないことに慣れてきました」「一人だったら、ビールでつまんで終わっちゃうところなんですけど、なかなか楽しいかも」と笑顔を見せ、“新婚”生活が順調だということを感じさせる。一方タケルは、同様の質問に「色々落ち着いてきたので。次のステップへ進みたい。より(関係を)深めていきたい」と話していた。

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