『ドラ恋~Bang Ban Love~』第4話ーー新メンバー・タクヤ登場で8名の恋模様に変化が!?

 登場したのは、どことなく威圧的で仏頂面のタクヤ(根岸拓哉、23歳)。タクヤは、拶「追加メンバーということで僕には皆さんより時間がありません。あと4話分、主役をとるつもりで来ていますし、とるために来ました」と挨拶し、その場の空気を一瞬にして変えた。

 参加して早々、初対面の中からペアを選ばなければならないタクヤに対して、澤田先生より「ペア組の参考になるような質問をして下さい」というオーダーが。タクヤの「今、現段階で、この中で気になっている人はいますか?」という単刀直入な質問に、女性陣全員が「います」と回答した。

 そんなある意味“お呼びではない”状況下、タクヤが指名したのはわかな(若菜)。ほくと(南北斗)に指名されたいと思っていたわかなもこれにはビックリで、まさに寝耳に水という表情。タクヤは指名した理由を「1話・2話を観て、そこで主役を演じられていない人と奪りたいと思った。その“何くそ”と思う反骨精神にかけている」と明かし、第一印象とはまた違う実直な一面を覗かせていた。

 続いて、たすくは迷わずみこと(日比美思)を指名。唯一の3回連続の同一ペアである。そしてたすくが挙げる指名理由がまた胸キュンもので、「毎回キスシーンありきのドラマじゃないですか。みことちゃん以外とキスする、想像もできんかった」と、さらりと言ってのけるのである。

 続いて3番手のチワ(千綿勇平)ははづき(木村葉月)を指名し、「打算的かもしれないけど、2回恵子を演じたはづきちゃんとだからこそ演ってみたい」と話す。ここのところチワは、恋愛面においては影を潜めているように思う。たすくとほくとで揺れていたはづきだったが、「ちょっとでも脈があったらたすくくんにいけてたと思う」と本音をこぼし、彼女もまたいまいち恋愛の方には手応えを感じられていないようだ。

 そんなはづきとは裏腹に、「はづきちゃんを指名したかった」と口にするほくとは、自動的にひらりー(平田梨奈)とペアに。「最後まで誰からも選ばれない、気になる人(たすく)にも前回ペアを組んだ人(チワ)にも選ばれない。やばくない?」と珍しく落ち込みモードのひらりー。はづきの練習風景ばかり気にしてしまうほくとと自信をなくすひらりーは、互いにまさに“心ここにあらず”状態だった。

 新メンバー加入で8人体制となり、予想外の展開となったペア決めだったが、ここで澤田先生より各ペアに出された課題は「恋人の空気感を作るために、男性は女性を“本当の恋人同士の雰囲気”が引き出せる場所に連れ出す」というもの。早い話がデートだ。

 両想いカップルたすく×みことはドライブデートへ。「お店よりも車内で二人のスペースで会話したかった」というたすくの狙い通り、車中の会話には“恋愛の醍醐味”がぎっしり詰め込まれていた。

たすく「普段一人で行くようなとこに“連れて行きたい”と思う人は普通の人ではないよ。そうじゃなかったら、何回も何回もしつこく指名したりせんわ」
みこと「“普通の人”じゃないですか?」
たすく「そりゃそうやろ」

 互いに“好き”という決定的なワードを使っていないだけで、もうそれと同義、あるいはそれ以上の感情が溢れ出している二人。観ているこちら側まで、本当に幸せな気持ちにさせられる。ごちそうさまです。

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