『テラスハウス』東京編・第31話ーー凌の“矛盾する言動”と“煮えきらない態度”に女性陣が幻滅し、怒りを露わに?

 リビングでは、トパスと花とビビが話している。最近快が男子部屋で寝ていないことについての話題になり、心配する3人。そこで花は、約束していた明日のデートのことも兼ねて、快を起こしにプレイルームへ。花に起こされた快は、体調が悪いらしく、ぐったりした様子。そして「もうちょっとペース落として、いろいろやってった方がいいのかな?」と弱音を吐いた。快はこのところ、スタンドアップ・コメディをやりつつ絵を描いて建設のバイトもこなすなど、ハードスケジュールだったという。そんな忙しい中、“自分だけの時間”を最優先にしてしまうと語る快は、プレイルームに篭りがち。花は快に自身の作った野菜スープを勧め、リビングに行くことを促した。ほかにも、熱があった快に冷えピタを貼ってあげるなど、甲斐甲斐しく世話を焼く花。快の悩みにそっと寄り添える花は、快と相性ぴったりに見えた。

 後日、回復した快。屋上でスタンドアップコメディの練習をしていると、ビビが焼き芋の差し入れを持ってくる。ビビは前回、快のコメディが人を傷つけてしまうのではないかと危惧していた。そんな背景もあり、ネタに悩む快に、「自分の話を基にしたネタを作った方がいい」とアドバイスを送る。しかし、ウジウジと前に進めない快。ビビはその後もガンガン突っ込んでいき「もっと自分、だしてほしい。自分全く出せてない気がする、快は」と真正面からぶつかっていく。しかし、快はなかなか心をひらかない。花と対象的な態度で快を励ますビビもまた根本にあるのは、間違いなく“親切心”だろう。だが、ビビの勢いが、傷心気味な快を追い詰めていないか心配だ。

 そして、ついに花と凌の関係に答えが出る。ダイニングで向かい合う花と凌。先日、愛華と二人で話していた内容について尋ねられた凌は「『花ちゃんとビビちゃんのことどう思ってんの?』って聞かれた」と正直に明かす。花が「えっ、なんて答えた? 正直に」と答えを気にすると、凌は「『特別な感情は女の子として、今、持ってない』って言った」「でも俺からしたら『二人が俺のことをどう思ってるのか、言われないとわからないこともあるから、自分から本人たちに話すつもりはない』って言った」と慎重に言葉を選びつつも、包み隠さずに本音を吐露。花は、特別な感情がないのは自分だけではなく、ビビと愛華に対してもそうなのかと確かめる。凌は「大きく言ったらそうなる」と口にし、3人のことは友だちだとは思ってると呟いた。

 すると、そこにビビがやってくる。花が入れ替わるように離席したため、ビビと凌は二人きりに。凌が「また映画観て寝ようかなと思ってさ」と、前回ビビと密着して映画を観たことの続きをほのめかす。その遠回しな誘いを、ビビは「観る? 一緒に、これ」としっかりキャッチ。二人はリビングに移り映画を観ようとするが、急にビビが「凌と何かの話したかったんだよね」と話題を振る。ソファに横になっていた凌だが、「映画やめて、その話にしよう」とパソコンを閉じて体勢を起こし座り直す。ここでビビと凌の関係にも答えが出るのだろうか。

 凌のことが気になっているビビは、「何かわかんないけど、(凌から)電気感じるんだよね。それを確かめたかった」と打ち明けた。凌が「俺がどう思ってるかを確かめたかったってこと?」と確認すると、同意するビビ。だが、凌は「でも興味があるだけでしょ? 俺に」とあくまでも“好き”ではなく“興味がある”程で話を進めようとする。煙に巻こうとする凌に対してビビは「えっ、ちょっと待って! 質問に質問で答えないでください。それ、ズルいよ」と猛抗議。そこから二人はやや険悪になりつつも、“相手に決定打を言わせたい”気持ちで押し問答が始まった。

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