アイリスオーヤマがテレビ事業本格参入 リモコンに話しかける業界初の「音声操作テレビ」発売へ
アイリスオーヤマ株式会社は無線LAN環境、スマートスピーカー、スマートフォンの専用アプリケーションを設定することなく、設置直後から音声で操作できる4K対応液晶テレビ「音声操作 4K対応液晶テレビ」7機種を2019年11月20日から順次発売し、テレビ事業に本格参入。全国の家電量販店、ホームセンターを中心に販売し、初年度5万台の出荷を目指すことを発表した。
今回発売する「音声操作 4K対応液晶テレビ」は、高性能の音声認識回路とマイクを内蔵した音声操作リモコンが、聞き取った指示内容を赤外線コードに変換した信号としてテレビに送り、操作ができるというもの。スマートスピーカー使用時と比較して、音声認識から操作までの応答が速く、手軽に操作できる。
音声操作モードを起動するウェイクアップワードの「ねえ、るか」または「るか、てれび」に続き、予め設定された27種類の操作ワードを音声操作リモコンに向かって発話するだけで、電源のオン・オフやチャンネル変更、音量の調整などを手軽に操作可能。対応するテレビはフロントスピーカーモデル3機種とベゼルレスモデル(ディスプレイ外側の縁が薄いモデル)4機種を取り揃えており、好みや生活空間に合わせて選択できる。
操作方法
(1)音声操作リモコンに「ねえ、るか」または「るか、てれび」と話しかける。
(2)音声操作リモコンのランプが緑色に2回点滅し、青色に点灯。
(3)音声操作リモコンに操作キーワードを発話。
・追加の操作がなく6秒経過するとインジケーターは消灯して待機モードになる。
・青色点灯中(約6秒以内)に操作キーワードを話しかけると連続して操作ができる