スピードワゴン小沢一敬、動画で漫画家・福本伸行を直撃! 「ぐにゃあ」の意外な誕生秘話も

 スピードワゴンの小沢一敬が7月26日、自身の公式YouTubeチャンネルにて、『アカギ ~闇に降り立った天才~』や『カイジ』シリーズなど知られる人気漫画家・福本伸行をゲストに迎えた動画「好きな脇役を当てるまで帰れません【前篇】」を公開した。

GUEST 漫画家【福本伸行】好きな脇役を当てるまで帰れません【前篇】

 敬愛する福本の登場に、「すいません、本当にすいません、こんなところまで……」と恐縮しきりの小沢。ふたりは以前、麻雀の大会で卓を囲んだことがあるそうで、福本は「僕が『あぁ、なんだこの牌が来るのか……』なんて言っていたら、小沢さんが『先生、先生、心の声が聞こえてる!』ってアドバイスをしてくれて(笑)」と楽しそうに振り返っていた。楽しく麻雀を打つ福本と比較して、小沢は淡々と打つタイプのようで、「強い人の典型ですね」と分析されていた。

 その後、麻雀や互いに縁のあるロックバンド・THE BLUE HEARTSについて語り合ったあと、スタッフが用意していた企画に挑戦することに。「福本伸行が好きな脇役キャラTOP3を当てるまで帰れません」というものだ。ファンが憧れる天才からギャンブル狂、少し情けない人まで、数々の印象的なキャラクターを描いてきた福本は、どの作品の誰を気に入っているのか?


 企画を聞き、ほとんど迷わずに回答を決めた福本は、「『最強伝説 黒沢』から1人、『カイジ』から2人」と小沢にヒントを出す。小沢はまず、ウォーミングアップとして伝説的な麻雀漫画『天 天和通りの快男児』からお気に入りのキャラクターを当てさせてほしい、と提案。ここで小沢は、ノーヒントで「原田」と答え、これがなんと一発正解。「当たっちゃった! もうちょっと遊びたかったの!」と慌てていた。ちなみに「原田」は、関西を拠点にする暴力団の組長で、非情かつ鋭い日本刀のような麻雀を打ちながら、男気も見せる人気キャラクターである。

 原田が心情を吐露するシーンが好きだという福本に、「先生が書いてるんですよ!」と小沢。「キャラクターが勝手にしゃべり出すって、本当にあるんですか?」と聞くと、福本は「ありますね」と即答した。「キーのセリフで、こういうカッコいいことを言わせよう、というのはある。普通は、自然にそこに向かって、かつ決めの言葉を効果的にするにはどうしたらいいか、というバランスで作っていくんでしょうけど、『筆が走る』っていうことはありますね」とのことだ。

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