PayPayが新「100億円キャンペーン」発表 付与額上限1回1000円など条件は大幅変更に

 質疑応答では、「狙っているユーザー層は? 決済プラットフォームとしてどう稼ぐビジネスを実現させる?」と聞かれた中山氏は、「狙っているのは全ての方です。日常で毎日使いたくなるシーンを今回は提供していきたいですし、稼ぐビジネスという点について、まずはユーザーの拡大、ストアの拡大に努めていきたいです」と回答。「クレジットカードの本人確認について、一部のカードは3Dセキュアに対応していないが、それらのカードについては救済策を考えているか」という点についても「一部カードで本人認証サービスに対応していないのは存じ上げておりますが、今後のキャッシュレス社会においては欠かせないことだと思います。今後は銀行登録もできるようになっていきます」と次の可能性を示唆した。

 続けて「非接触型ICが広まっている日本で、QR決済が持つ可能性とは?」という質問に対しては「QR決済の可能性については自分自身あると思っていますし、土曜日に政府関係者の方からも『触りやすい』というコメントもいただきました。将来は相当以上に明るいのではないかと思っています」と回答。「LINE Payなどのように物理カードの導入はあるか?」という質問には「ユーザーさんの意見をいただいたうえで検討していきたい」と答えるなど、様々な質疑応答が繰り広げられた。

(文=編集部)

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