『PayPay』本人認証サービス(3Dセキュア)に対応 上限金額も25万円まで引き上げに

 PayPay株式会社は、スマホ決済サービス「PayPay」において、本日より本人認証サービス(3Dセキュア)に対応したことを明かした。

 本人認証サービス(3Dセキュア)とは、事前にクレジットカード会社に登録した「パスワード」などを入力することで本人認証を行い、不正利用やなりすましを防ぐ仕組み。PayPay株式会社ではクレジットカードの不正利用への対策として、昨年より「クレジットカード情報の入力回数の制限」や「クレジットカード利用時の上限金額の設定」などを順次実施してきたが、今回の対策でより強固なセキュリティを構築することが狙いだ。

 また、本日以降「PayPay」にて、本人認証サービスに対応したクレジットカードを新規に登録する場合「クレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」の入力後に、各クレジットカード会社の認証ページに遷移。認証ページにおいて「パスワード」などを入力するとクレジットカードの本人認証が完了する。本人認証後は「PayPay」において昨年より実施しているクレジットカード利用時の上限金額が、25万円(過去30日間)に引き上げ。本人認証は一度完了すれば、決済の度に「パスワード」などを入力する必要はないという。

 すでに「PayPay」へ本人認証サービス対応のクレジットカードを登録しているユーザーは、本日より「PayPay」の支払方法設定画面から本人認証ができるようになり、本人認証後は同様に25万円(過去30日間)まで引き上げられる。

 なお、本人認証を行わなくても引き続き「PayPay」による支払いは可能で、Yahoo! JAPANカードによるチャージをご利用する場合、本人認証サービスによる認証が必須となる。

(文=編集部)

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