次期iPhoneは画面を傾けるとページがスクロール? AirPowerも2019年初頭リリースか

 年末商戦におけるiPhoneの売上が注目されているなか、一部のAppleマニアは同社の特許から次期iPhoneの新機能を予想しようとしている。今月になって確認された同社の特許からは、次期iPhoneの新しい操作方法や音沙汰がなくなったあの製品の仕様、さらには新しいセキュリティについて垣間見ることができる。

包装ディスプレイに背面タップ

 Appleの特許を専門に報じるメディア『Patently Apple』は、8日、アメリカ特許庁が37件のAppleの特許を発行したことを報じた。そうした特許のひとつには、5年前に特許申請があったiPhone本体全体を継ぎ目なくディスプレイで覆うというものがある。この「包装ディスプレイ(wrapped display )」とでも言うべきものが実装されたiPhoneは、端末を傾けることでディスプレイを操作できる、とされている。特許を報じた記事ではこの新しいディスプレイ操作の具体例として、pdfファイルのような文書のページを傾けてスクロールさせることを挙げている。

 そのほかの特許として、端末の背面をタップすると正面ディスプレイ内に表示されたコンテンツを操作できる、というものがある。この特許に類似するものとして、Appleは2006年にiPadの背面の両サイドにタップに反応するセンサーを実装する、という特許を申請している(下の画像参照)。

画像出典:Patently Apple「Apple Wins Patent for a Smartphone with a Wraparound Display allowing Face Content to be controlled by Backside Input」

 以上のようなiPhoneとの新しいインタラクションを可能とする一連の特許に関して、同記事では今後ますます市場的な重要度を増すスマホゲームの操作が高度になることを後押ししている、と指摘している。

AirPowerは充電状況を画面表示?

 Apple製品専門メディア『9to5Mac』は、9日、未発売のワイヤレス充電器「AirPower」の特許について報じた。報じられた出願中の特許文書によれば、AirPowerの上においたiPhoneの画面にはiPhoneを含むほかの充電中のApple製品の充電進捗が表示される、とされている(トップ画像参照)。この充電進捗を示すアニメーションを表示するために、AirPowerは充電中のApple製品と何らかの無線通信を実行しており、こうした通信に対するセキュリティ対策も実装される。そのため充電中にiPhoneから情報が抜き取られるようなことは、未然に防がれるのだ。

 AirPowerは、2017年9月のiPhone X等を発表したイベントにおいて、その存在が明らかになった。しかし、それから約1年が経過した今年9月の新型iPhone発表イベントにおいては、一切言及がなかった。こうしたことから同充電器に関しては、リリースを断念したという見方も含めて様々な憶測がなされている。Apple製品の動向予測で世界的に著名なアナリストMing-Chi Kuo氏は、2019年初頭にリリースされるのではないかと予想している。この予想が正しければ、もしかしたら2019年の年明けにAppleからサプライズなリリースがあるかも知れない。

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