気になるPixel3のスペックは？

　今回発表が予想されているのは「Pixel3」と大画面化した「Pixel3 XL」の2つ。5.5インチのPixel3には4GBのRAMとSnapdragon845を搭載。RAMに多少の不安はあるが、そこに目を瞑っても昨今のハイエンド端末と比肩するスペックであることは間違いない。また「XL」の方は同等のスペックで6.2~6.7インチではないかと予測されている。しかしながら、まだ未発表の端末であるため正式なスペックは公開されていないが、最近の新機種予測は非常に精度が高いため、大きく外れることもなさそうだ。

高まる期待、Felicaは搭載される？

　国内でもCMを展開し、導入を推し進めていた「Google Pay」。しかし、日本のユーザー向けにスマホを利用した決済を普及させるためにはおサイフケータイを実現する「Felica」対応はマストだろう。むしろFelicaに対応していなければ、魅力的な選択肢の一つとして多くのユーザーの目には映らない可能性も高い。Felicaの搭載はまだわからないが、日本でのマーケティングを強め、一部のガジェット好きだけが購入する端末にならないためにもFelica搭載に踏み切るべきだろう。（実際に、iPhoneは2年前からFelicaを搭載したことで日本での端末販売をさらに飛躍させている）

発表は10日午前0時から！

　Googleの新製品発表イベント「Made by Google 2018」は日本時間で10日0時より開催。今回の発表ではPixel3/XLはもちろん、「Pixel Slate」という名称の大型タブレット端末や新型ノートブック「Pixel Book」など魅力的な最新ガジェットの発表が多く予想されている。より具体的なPixelのスペック発表などに期待を寄せつつ、0時からの発表を待とう。

■げんきくん
UXライター。Webサービスとテクノロジー、あとオカルト、宗教、デザイン、アメコミに興味があります