その後、崎山はスタジオに登場。ブレイクのきっかけになった「五月雨」を生歌・生演奏すると紹介され、中居から「今日は自信ありますか？」と問われると「緊張してるので、上手くできるように頑張ります……」とぎこちない様子で返答。「本当に弾ける感じがしないのよ！」と中居からツッコミを受けていた。

　しかし、ひとたび演奏が始まると、崎山の表情は一変。圧巻のギタースキル、深みのある歌詞の世界観、独特の歌唱で中居たちを唖然とさせ、演奏が終わると一同から喝采を浴びた。

　演奏終了後、「やっぱりちょっと、自分は人と違う角度の見方をしてるなっていうのはあるの？」と中居が問うと、崎山は「人と違う見方をしているというのは、自分ではないです」と回答。また崎山が「お母さんが褒めてくれたから、自分は今やっていけてると思います」と発言すると、出演者の一人・バイキングの小峠英二は「自分の息子がこんな歌詞書いたら『お前大丈夫か！？』ってなりますよね！（笑）」と言い、スタジオの笑いを誘った。

　最後に、崎山は即興で番組オリジナルソングを披露した。スローテンポのメロディに乗せて、〈いつの間にかこんな時間か　外は真っ暗　夜の虫の音　何もする気になれない　でもとくに寝る気もなくて　テレビをつけるとそこは　新しい学びの場所〉と情景を描写しながら、番組に迫っていく。そして、〈画面に夢中の僕は 今日の後悔も　忘れている　気がついたら終わっていた　ああ、こんな時間か　来週も見よう　なかい君の学スイッチ〉とまとめると、またも絶賛の嵐を浴びていた。

（文＝こじへい）