舞台『千と千尋の神隠し』全プリンシパルキャスト発表 織山尚大、高野洸、安達祐実ら初参加

 舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028の全プリンシパルキャストが発表された。

 本作は、宮﨑駿監督によるスタジオジブリの長編アニメーション映画『千と千尋の神隠し』を舞台化したもの。翻案・演出を『レ・ミゼラブル』世界初演の潤色・演出を手がけたジョン・ケアードが担当し、共同翻案を今井麻緒子、オリジナルスコアを久石譲が務める。2022年に帝国劇場で世界初演を迎えて以降、国内各地に加え、ロンドン、上海、ソウルでの公演を重ねてきた。

 10歳の少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込む物語。人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が描かれる。

 今回発表されたプリンシパルキャストは、ジョン・ケアードのオーディションによって選抜されたメンバー。千尋役には、初演から参加する橋本環奈、上白石萌音、2024年帝劇再演から参加する福地桃子、アンダースタディから本役に昇格した森莉那に加え、新たに井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路が起用された。

 ハク役には、初演から出演の醍醐虎汰朗、2024年再演から参加する増子敦貴(GENIC)、アンダースタディから本役となる犬飼直紀に加え、新たに織山尚大(Howzit)、高野洸、新原泰佑が決定。カオナシ役は、中川賢、山野光、澤村亮、梶田留以、そして新たに高村月(東京QQQ)が演じる。

 リン/千尋の母役は、妃海風、華優希に加え、新たに真瀬はるか、堺小春が参加。釜爺役には、橋本さとし、宮崎吐夢、萬谷法英に加え、新たに小松和重、KENTAROが起用された。湯婆婆/銭婆役は、映画版でも同役の声を演じた夏木マリ、羽野晶紀、樹里咲穂に加え、新たに安達祐実、保坂知寿、伊勢志摩が名を連ねる。

 これらのプリンシパル・キャストは、2027年3月から5月の明治座公演に全員出演し、それぞれがワールドツアーの各公演のいずれかにも参加する。

 2026年12月17日から2027年1月31日まで開催される台北・国家戯劇院公演には、千尋役に福地・森、ハク役に醍醐・犬飼・新原、カオナシ役に山野、リン/千尋の母役に妃海、釜爺役に宮崎・萬谷、湯婆婆/銭婆役に夏木・樹里・安達が出演する。

 すでに発売中の台北公演は完売間近となっており、追加公演として2027年1月5日19時30分と1月19日19時30分の2公演が決定した。台北追加公演のチケットは、11月10日12時よりOPENTIXにて発売される。

 舞台『千と千尋の神隠し』は、2022年の帝劇初演以来、2026年3月のソウル公演千穐楽までに国内外で上演回数491回、動員数90万名を突破。続く台北公演中に通算上演回数500回、総観客動員100万名を突破する見込みとなっている。初演では第47回菊田一夫演劇大賞を受賞し、2024年のロンドン公演はイギリスの演劇賞「WhatsOnStage Awards」で最優秀新作演劇賞を受賞、「Laurence Olivier Awards」では4部門にノミネートされた。

コメント

醍醐虎汰朗(ハク役)

日本・ロンドン・上海・ソウル公演に続き、台北公演にもハク役として参加できることを、とても幸せに思います。世界中で愛されているこの作品の世界観を大切にしながら、その魅力を皆様に届けられるよう、ハクという役と真摯に向き合い、カンパニーの皆さんと力を合わせて精一杯努めます。劇場で皆様にお会いできることを、心から楽しみにしています。

増子敦貴(ハク役)

再びハク役として、特別な時間を生きていけることに幸せを噛み締めています。この作品を見る側としても、演じる側としても感動をもらい、素敵な感情を手にして、何度も救われてきました。舞台『千と千尋の神隠し』にしかない莫大なエネルギーと一体になり、ハクとして千尋を守りたいです。精一杯努めます! よろしくお願い致します。

犬飼直紀(ハク役)

この度、ハク役として出演させていただくことになりました。これまで日本、上海、ソウル公演でアンサンブルとハク役のアンダースタディを務めてきました。再びこの作品の一員となり、世界中の皆様にお届けできることを心から光栄に思います。トンネルの先で、お会いしましょう!

織山尚大(ハク役)

今回、ハク役を演じさせていただくことになりました。Howzitの織山尚大です。幼少期からジブリ作品とともに育ち、その世界にある温かさに何度も支えられてきました。憧れの世界の住人であるハクとして生きられることに、今も不思議な感覚でいっぱいです。ジョン・ケアードさんをはじめ、たくさんの方々とともに、この作品に命が宿る奇跡の瞬間を、誠心誠意、演じていきたいと思います。

高野洸(ハク役)

日本が誇る名作の舞台化に携わることができ光栄です。ハクという素晴らしく魅力的な人物を、細かいところまで噛み砕いて自分に落とし込み、圧巻の美術と共にご来場の皆様と千尋を導きたいと思います。

新原泰佑(ハク役)

名を奪われるということは想像以上に多くのものが失われるのかもしれません。異世界に迷い込み戸惑いと不安の中、それでも勇敢に立ち向かい成長をしていく千尋に寄り添えるハクになれたらと思っています。日本が誇る珠玉のエンターテインメントの一員になれることをとても光栄に思い、やる気に満ち溢れています。

中川賢(カオナシ役)

どうやら湯婆婆の湯屋のある不思議な世界へつながるトンネルは、世界中にあるようです。観客の皆様は、疲れを癒しにきた神々か、迷い込んだ千尋なのか。カオナシとして、世界中に駆け出し広がっていく、舞台「千と千尋の神隠し」の行方を目撃しに全部飲み込んで追いかけていこうと思います。

山野光(カオナシ役)

これまでに名古屋、東京、ロンドン、上海公演をカオナシと共に過ごしてきました。言語、文化が違う地とこの作品の持つ力が交差する時、いつも僕自身に新たな価値観を与えてくれます。今回、沢山の新たなキャストの皆様を加えて、ワールドツアーが行われるこの機会に、引き続き参加出来ることをとても嬉しく思います。アンサンブルで参加した初演の時の想いを忘れず、愛を持って務めます。

澤村亮(カオナシ役)

これまで様々な場所で“カオナシ”という役と向き合ってきましたが、再びこの役を演じる機会をいただけたことに、心から感謝しています。多くの可能性を秘めたこの役と、改めて誠心誠意向き合いながら、1公演1公演を大切に演じていきたいと思います。そして、千尋とともに、静かで温かな旅を楽しみたいと思います。

梶田留以(カオナシ役)

前回はカンテラ役で出演させていただきながら、カオナシのアンダースタディとして、カオナシを演じていた方々の姿を隙あらば目で追っていました。歴代のカオナシが見ていた世界を体感できることにワクワクしつつ、舞台『千と千尋の神隠し』のストーリーを紡ぐ1人として、一瞬一瞬を大切にお届けしたいと思います。

高村月(カオナシ役)

僕の中に巡るどの時代にも『千と千尋の神隠し』が在ります。幼い頃、全ての戸が閉められている様に感じていました。目の前にあるのに跨げない境界線が寂しかった。雨の中に居るカオナシに想いを馳せます。ずっと僕も濡れていました。今は開いた戸の前に、カオナシと一緒に立っています。全身全霊の愛を込めて今、この世界に足を踏み入れます。

妃海風(リン/千尋の母役)

初演から共に歩んできた舞台『千と千尋の神隠し』。この作品を愛し、届け続けることは、私の誇りです。台北、そして再び日本へ。これまでの舞台に甘えることなく、一から役と向き合い続けたいと思います。積み重ねた時間を超える情熱で、この世界に生きる一人として、全身全霊を捧げます。

華優希(リン/千尋の母役)

リン、千尋の母を演じます華優希です。また新たに大きな大きな、新しい旅が始まります。その物語を私も一緒につくっていけること、心から嬉しく思います。日本の皆さま、そして海を越えて『千と千尋の神隠し』を愛してくださる皆さまの心に、なにか温かいものが残る素敵な時間を届けられるよう、尽力したいと思います。

真瀬はるか(リン/千尋の母役)

この世界規模の舞台『千と千尋の神隠し』に参加できるだけでワクワクするのですが、大好きな演出家のジョン・ケアードさんと久しぶりにご一緒できるのも嬉しく、喜びに満ちております。リンというキャラクターの魅力と自分の持ち味がうまく重なって、舞台で花開けるよう見つけていけたらと思います。精一杯努めます!

堺小春(リン/千尋の母役)

自分の人生に、こんなにも素敵な巡り合わせが訪れるなんて、、夢のようです。私自身も大好きな、世界中から愛され続けるこの作品に参加できることを心から光栄に思います。きっとこの旅は生涯忘れることのない大切な財産になると思います。皆様にも忘れる事の出来ない体験をお届けできるよう、敬意を持って精一杯努めます!

橋本さとし(釜爺役)

僕はこの舞台版『千と千尋の神隠し』が大好きです。愛だよ、あ〜い!ジョン・ケアードさんの美しく上質な演出によって、全てが名場面の本作品。マンパワーで一丸となって作り出すこの世界観に帰ってこられた事は、この上なく嬉しく思います。個人的には2022年の初演以来、再び日本公演にも参加できる事は喜びの一つです。そしてワールドツアーでも世界へグッドラックをお届けしたいと思います。

宮崎吐夢(釜爺役)

30年以上演劇を続けてきて、観た人はもちろん、観てない人からもこんなに反響があった作品は初めてです。ロンドン('24)上海('25)ソウル('26)のお客様の反応もそれぞれ異なることを舞台上から体感したのも得難い経験でした。台北公演ではどんなお客様と出会えるのか。ものすごく楽しみです。

萬谷法英(釜爺役)

舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーという大きな挑戦に六本の腕が鳴っています。釜爺として、日本の宝であるこの作品の魅力を世界中に届けるべく、ボイラー室の熱気さながらに全力で挑みます。言葉の壁を越え、皆様と感動を共有できる瞬間を、至極のお湯をご用意してお待ちしています。

小松和重(釜爺役)

最初映画を見た時、神さまの世界を描いた作品なんて観たことがなかったので、すごく感激したことを覚えています。まさかその世界に自分が参加できるなんて! そして、大好きな俳優の菅原文太さんが声優をやられていた釜爺をやれるなんてっ! 嬉しくてたまらないですよ、そりゃ。絶対楽しめる自信しかないです!

KENTARO(釜爺役)

この度は、舞台『千と千尋の神隠し』という素晴らしい作品の一員として、念願だったとても魅力的な釜爺役を演じさせて頂けることに、感謝の気持ちでいっぱいです! そしてレミゼ以来のジョンさんの演出で、再びご一緒出来る! こんなに幸せな事はありません!ここまで築き上げてこられた千と千尋カンパニーの諸先輩方から沢山学び、精一杯努めて参りたいと思います!

夏木マリ(湯婆婆/銭婆役)

湯婆婆、銭婆として、またあの不思議な世界に生きられることを嬉しく思います。東京、大阪、博多、札幌、名古屋、そしてロンドン、ソウル公演を経て、私自身146公演目に突入します! 湯屋は進化しています。私も、信じられないくらい毎回発見があり、益々演じることが楽しくなっています。まだまだ隠居する気はございません。一同、力を合わせてお待ちしております。

羽野晶紀(湯婆婆/銭婆役)

再びこの素晴らしい作品に参加出来る事が嬉しくてワクワクしています! よーし! やるぞー! 湯婆婆、銭婆! ガハハ〜!! 「心を揃えて〜!」と言うセリフを劇場中の隅から隅までに届くよう気合いが入るのです! 日本各地、世界公演、何処にでも飛んで行きたい気分です! 劇場のお湯屋♨️でお待ちしてます!!

樹里咲穂(湯婆婆/銭婆役)

再び湯婆婆と銭婆を演じられる! 大好きな『千と千尋の神隠し』の世界に戻れる喜びでいっぱいです。そして初めての台北! 台北の皆さまに、この不思議で愛おしい物語を思いきり楽しんでいただけたら嬉しいです。二人の魔女に魂を吹き込んで、パワフルに舞台を駆け回りたいと思います。もちろんグルメも抜かりなく!

安達祐実(湯婆婆/銭婆役)

この度、台北公演から湯婆婆/銭婆として参加させていただくことになりました。2023年の公演を客席から観ていた私が、まさかその舞台に立つ日が来るなんて! 夢の中にいるようです。これまでスタッフ、キャストの皆さんが築き上げてきた世界を大切にしながら、私なりに心を込めて演じたいと思います。

保坂知寿(湯婆婆/銭婆役)

この度、舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーの一員として参加させて頂くことになりました。すでに世界中で人々を魅了し続けているこの作品の世界に飛び込んで行くのは、未知の世界に足を踏み入れた千尋のような心境ですが、作品の奥の深さ、懐の深さに身を委ね、初演からこれまでカンパニーの皆様が紡いでこられた美しい布の一本の糸として努められるよう心して臨みたいと思っています。

伊勢志摩(湯婆婆/銭婆役)

『千と千尋の神隠し』の公開時、私は映画館でアルバイトをしていました。毎日お客様の長蛇の列を整えるのが仕事でした。そのような動員は後にも先にもありません。そんな伝説的映画の舞台版に出演できるなんて。あの頃の自分に教えたい! 思えば遠くに来たもんだ。初めての出演です。キャスト、スタッフの皆さんに教えを請うて邁進してまいります。

 

 

■公演情報
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028

《国内ツアー》
2027年3〜5月:東京/明治座
2027年6月:愛知/御園座
2027年6〜7月:大阪/梅田芸術劇場メインホール
2027年7〜8月:福岡/博多座
2027年8月:北海道/札幌文化芸術劇場 hitaru

《海外ツアー》
2026年12月17日〜2027年1月31日:台北/国家戯劇院
2027年5月6日〜8月15日:トロント/プリンセス・オブ・ウェールズ・シアター
2027年9月2日〜10月24日:ロサンゼルス/アーマンソン・シアター
2028年3〜7月:ロンドン/ロンドン・コロシアム

出演:
【千尋】橋本環奈、上白石萌音、福地桃子、森莉那、井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路
【ハク】醍醐虎汰朗、増子敦貴(GENIC)、犬飼直紀、織山尚大(Howzit)、高野洸、新原泰佑
【カオナシ】中川賢、山野光、澤村亮、梶田留以、高村月(東京QQQ)
【リン/千尋の母】妃海風、華優希、真瀬はるか、堺小春
【釜爺】橋本さとし、宮崎吐夢、萬谷法英、小松和重、KENTARO
【湯婆婆/銭婆】夏木マリ、羽野晶紀、樹里咲穂、安達祐実、保坂知寿、伊勢志摩
原作:宮﨑駿
翻案・演出:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア:久石譲
音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク
美術:ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付・ステージング:井手茂太
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:栗山聡之
音楽監督:深澤恵梨香
舞台監督:北條孝
協力:スタジオジブリ
製作:東宝

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