アニメ『フールナイト』キービジュアル&メインPV公開 新キャストに若山詩音、岡本信彦ら
11月26日より世界独占配信されるNetflixシリーズアニメ『フールナイト』のキービジュアルとメインPVが公開された。
本作は、小学館『ビッグコミックスペリオール』にて連載中の安田による同名コミックをアニメ化するもの。原作の国内外累計発行部数(電子含む)は約60万部を超え、全世界17の国と地域で単行本が発売されている。
制作は、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』などの『ガンダム』シリーズや『カウボーイビバップ』を手がけるサンライズと、『魔法少女まどか☆マギカ』や『〈物語〉シリーズ』などで知られるシャフトによる初タッグ。監督は『すずめの戸締まり』で演出を務めた湯川敦之、シリーズ構成は『【推しの子】』の田中仁、音響監督は『聲の形』の鶴岡陽太、音楽は『Dr.STONE』の加藤達也が担当する。
主人公・神谷トーシロー役を演じるのは、『呪術廻戦』狗巻棘役、『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔役などで知られる内山昂輝。トーシローの幼なじみ・蓬莱ヨミコ役には、『けいおん!』琴吹紬役、『響け! ユーフォニアム』田中あすか役などで知られる寿美菜子が起用された。
ぶ厚い雲が空を覆い、冬と夜ばかりになった遥か未来の地球を舞台に、死期が近い人間の肉体に種を埋め込み植物へと変える技術「転花」によって得られるわずかな酸素に依存する社会を描く。貧困に苦しむ青年・神谷トーシローは、税金、生活費、そして精神を病んだ母の薬代のため懸命に働き続けるが、無慈悲な現実は次第に彼から希望を奪っていく。光なき世界で彼が選んだのは、人間が姿を変えた植物「霊花」になる道だった。
公開されたキービジュアルでは、黒い雲に覆われた空の下、それぞれの想いを抱えた表情で立つトーシロー、ヨミコ、アキラ、叶野、ジンの姿が描かれている。足元には黒い影が忍び寄り、背景には「転花院」がそびえ立つ構図となっている。
公開されたメインPVでは、人類が生き残るために開発された「転花」技術について淡々と語る蓬莱ヨミコの姿に始まり、「転花」制度反対を訴える反対派の暴動や、「栄日党」の幹事長・日笠健の演説、謎のツタに腹を貫かれるヨミコの姿などが切り取られている。トーシローたちの脅威として立ちはだかるアイヴィーの全貌や、バトルシーンも初公開された。
オープニングテーマはTempalayの「Shake! spit out」、エンディングテーマはNowluの「息」に決定した。
あわせて追加キャストも発表。現役音大生のピアニスト・松野スミ役に若山詩音、転花反対派の幹部で「栄日党」幹事長の日笠健役に土田大、転花制度の廃止を企てる西役に岡本信彦、転花反対派のデモに父と参加する中学3年生・奥村メグ役に千本木彩花、全身ツタ人間の連続殺人犯アイヴィー役に小林由美子が決定した。なお、10月11日に逝去した土田のコメントは生前に寄せられたものだという。
さらに、11月27日から29日までの3日間限定で、東京ミッドタウンB1Fアトリウムにて「ストリート転花ピアノ展」の開催が決定。現代華道家の大薗彩芳が「フールナイト」の世界観をイメージして制作したアート作品や、植物に埋もれたストリートピアノが登場するほか、作品のパネルも展示される。期間中、ストリート転花ピアノは誰でも演奏可能で、会場ではオリジナルステッカーが数量限定で配布される。
コメント
Tempalay
『フールナイト』の冒頭に引用されているシェイクスピアの一節から着想を得ました。
作中における、絶望の中から見いだす光をテーマとして、生への渇望、矛盾、逃避を表現できたかなと思います。作品の内容を自分なりにおもいっきり反映させてるので、アニメだけではなく漫画もあわせて楽しんでもらえると嬉しいです。
Nowlu
ノンフィクションです。
これはトーシローと私の叫びです。
作品がもたらすリアルな社会の背景や問題、そして本当に起こってもおかしくないようなシチュエーションの数々。
一気に引き込まれました。
作詞当時の私が直面していた苦しみや嘆き、怒りがあまりにも酷似していて
運命だなと、書くためにこうなったんだなとさえ思いました。
私にしか出せない色の歌詞になったのではないかと思います。
こんなにも心が燃えるような作品と楽曲に出逢えて、
歌詞に、言葉に命を吹き込むことができて本当に幸せです。
生きていてよかったです。
あなたもどうか生きていてください。
若山詩音(松野スミ役)
『フールナイト』にて、松野スミ役を演じさせていただきます、若山詩音です。
この作品は、“転花”という、現実には存在しないシステムが活用されている世界でありながら、その背景には現代社会が色濃く反映されていて、読み進めると同時に、覚えのある痛みを感じることがあります。
松野スミも、そんな現代の、人間らしい痛みを抱えた一人です。
音大に通っているという、この世界のなかでは恵まれた環境にある女性ですが、周りには見えない苦しみが、彼女を蝕み続けています。
彼女がトーシローの力を借りて、どのように生きていこうとするのか、その姿を見届けていただけたら嬉しいです。
土田大(日笠健役)
独特な世界観とそこで生き抜く人々の葛藤を描く。
Netflix世界独占配信アニメ「フールナイト」にて日笠健を演じさせていただきます土田大です。
目的の為なら手段も選ばない冷徹な男。その眼鏡の奥に秘められた真意とは……。
といかにも「悪役」的な怪しさ満点のおじさんですが、彼の持つ信念はこの世界が抱える様々な問題の根本を深く考えさせられるものでしょう。
日笠の問いかけを視聴者の皆さんがどのように感じるか今から楽しみにしております。
是非最後まで配信をご覧下さい。
※本コメントは、土田大様より生前に頂戴した内容となります。
岡本信彦(西役)
西役を演じます、岡本信彦です。
『フールナイト』は、世界観や空気感がとても独特で、「どうやってこのレギュレーションを思いついたのだろう」と、
作品が出来上がるまでの工程まで気になってしまいました。
物語の鍵となる「転花」。転花を選ぶとはどういうことなのか。残された人間は何を思うのか。
そして、そもそも根本的に死生観とはなんなのか。読み進めるほどに、さまざまなことを考えさせられる作品だと感じています。
数あるキャラクターの中でも、西が抱える心情はより複雑です。
それが声として表面的に現れない分、どこかミステリアスな人物として映るのではないかと思います。
ぜひ、西の登場を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
千本木彩花(奥村メグ役)
この度奥村メグ役で参加させていただきます、千本木彩花です。
原作を読ませていただき是非参加したい! と思っていたので、
お話をいただいた時この作品の一部になれるんだと嬉しかったのを覚えています。
アフレコ終了から完成が待ち遠しかったのですが、いざ配信日が近づいてみると自分はアニメになったこの作品を受け止められるんだろうかと少しの恐怖心が芽生えておりますが、Netflix世界独占配信とのことで、世界の皆様と一緒に向き合ってみたいと思います。
皆様、一緒に転花について考えましょう。配信日を楽しみにお待ちください。
小林由美子(アイヴィー役)
今回アイヴィーという難しくも向き合い甲斐がある役を演じさせていただけること、本当に嬉しく思っております。
原作を読んだ時、その圧倒的な世界観に気が付いたら仕事を忘れてあっという間に最新刊まで読んでいました。
アイヴィー自身が言葉にできない感情や、彼の中に残っているものを、声を通して少しでも感じてもらえたらと思いながら演じました。
『フールナイト』の世界でアイヴィーがどんなふうに生き、何を求めているのか。
ぜひ最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
■配信情報
アニメ『フールナイト』
Netflixにて、11月26日(木)より世界独占配信(全話一挙配信)
キャスト:内山昂輝(神谷トーシロー役)、寿美菜子(蓬莱ヨミコ役)、榎木淳弥(八束アキラ役)、遠藤綾(叶野沙絵子役)、水内清光(平岸ジン役)、若山詩音(松野スミ役)、土田大(日笠健役)、岡本信彦(西役)、千本木彩花(奥村メグ役)、小林由美子(アイヴィー役)
原作:安田佳澄『フールナイト』(小学館『ビッグコミックスペリオール』連載)
監督:湯川敦之
シリーズ構成:田中仁
キャラクターデザイン:ロバート佐藤
副監督:志村亮
ビジュアルデベロップメント:菊地涼
美術監督:髙野真希(J.C.STAFF)
色彩設計:日比野仁
撮影監督:石川万成(アニモキャラメル)、德田千明(テラエフェクト)、会津孝幸(シャフト)
CGディレクター:山本直輝、平野潤也
編集:松原理恵(瀬山編集室)
音響監督:鶴岡陽太
音楽:加藤達也
アニメーション制作:サンライズ×シャフト
©安田佳澄/小学館/「フールナイト」製作委員会
公式サイト:https://www.foolnight.com/
公式X(旧Twitter):https://x.com/foolnight_anime