星能豊、根矢涼香、谷口蘭ら出演のオムニバス映画 『鯛と雨とゆきおんな』本予告公開
11月13日よりシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』、シアターエミュにてにて公開されるオムニバス映画『鯛と雨とゆきおんな』のメインビジュアルと本予告が公開された。
本作は、ショート映画配信サービス「SAMANSA」を運営する株式会社SAMANSAがシモキタ -エキマエ-シネマ『K2』、MotionGalleryと立ち上げた制作支援プログラム「TRIPLEX」発のオムニバス映画。多くの応募作品の中から選出された企画をもとに、3名の監督がそれぞれショート映画を制作。完成した『鯛のあら』『白雨』『凍えるほど近く』を、ひとつのオムニバス映画『鯛と雨とゆきおんな』として劇場公開する。
長谷川汐海監督による『鯛のあら』は、夜になると鯛の頭が語り出す、淡々と「世界の終わり」を過ごす人々たちの怪奇譚。遺産整理中の古い家に、自称作家の男・センセイとその甥・タイボクが暮らしている。ある夜、届けられた鯛のお頭が夜中に突然奇妙な物語を語り出す。その物語通りに若い女・ツル子がその家に現れ、三人の共同生活が始まる。そして、鯛が最後に告げる“世界の終末”とは――。
鈴木龍監督による『白雨』は、触れたものを「乾燥」させる雨にまつわる未曾有の異常気象パニック。車で実家へ向かう途中、電話で母親と口論をしていた奈津菜(なつな)は突如、車のボンネットにカラスが落ちて急ブレーキを掛ける。そのカラスは、なぜか「乾燥」し、死んでいた。直後に降り出した白い雨。それは、触れた瞬間にあらゆる水分を奪い、人間や物体を急速に乾燥させる未知の恐怖だった。車外に出ることもままならず、急激な乾燥によって電線や車が音を立てて崩壊する。雨はいつ止むのか。目の前には雨を浴びた瀕死の男。奈津菜は意を決して車外に出る。
深田隆之監督による『凍えるほど近く』は、民話「雪女」をモチーフに、夫婦の言葉にならない「心の距離」描く。静まり返った冬の奈良井宿。人気のない道をひとりで歩く江美子と、それを追いかける夫の亮一、そして息子の和穂。やがて三人は合流するものの、夫婦の関係は悪化していく一方だった。それを見た和穂はどこかへ姿を消してしまう。我が子を探し始める二人。しかしその最中、亮一の口にした言葉が、江美子を変えてしまいーー。
公開された本予告では、夜になると語り出す鯛、すべてを乾かす雨、白い静寂に佇むゆきおんなによるジャンルも質感も全く異なる3つの物語が共鳴する映像となっている。
■公開情報
『鯛と雨とゆきおんな』
11月13日(金)からシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』、シアターエミュにて公開
※シアターエミュは11月30日(月)上映終了予定
上映時間:計71分
『鯛のあら』
監督:長谷川汐海
出演:星能豊、田中爽一郎、瀬戸かほ、斉藤陽一郎、鈴木卓爾
日本/28分/英題:TAI NO ARA: The Remains of a Sea Bream
『白雨』
監督:鈴木龍
出演:根矢涼香、蔵本康文、安藤みどり、柳谷一成、阿久澤菜々、花門俐娃
日本/15分/英題:DRY
『凍えるほど近く』
監督:深田隆之
出演:谷口蘭、藤江琢磨、須藤蓮 、吉岡睦雄
日本/25分/英題:So Close as to Freeze
公式サイト:https://www.triplex-shortfilm.com/movies