覚悟を感じさせる松坂桃李の鋭い眼差し 2027年大河『逆賊の幕臣』キービジュアル公開

 松坂桃李が主演を務める2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』のキービジュアルが公開された。

 本作は、忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くエンターテインメント作。主人公は“勝海舟のライバル”と言われ、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗上野介忠順。なぜ小栗は明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られたのか。

 公開されたキービジュアルの題字とアートディレクションを手がけたのは、株式会社カイブツに所属する木谷友亮。Netflixシリーズ『ダウンタイム』『幽☆遊☆白書』などで知られるアートディレクターで、題字は小栗が日常的に書き残していた手書きの線をタイトルデザインに取り入れ、明朝体を精緻に手書きしながら最後の一画のみ勢いのある筆の線に変化させた。几帳面に整えられた造形とそこから生まれる逸脱の対比によって、小栗の人物像と時代の枠を越えようとする意志を表現したという。

 キービジュアルは、劇中で小栗が平伏する、地面にしゃがんで文字を書くといった幕臣としての象徴的な場面に共通する「下を向いた小栗」を、地面に近い位置から見上げるローアングルで撮影したもの。こめかみに浮かぶ血管などの身体的なディテールも再現し、小栗の内に秘めた緊張感やエネルギーを際立たせている。撮影を担当したのは、NY ADC金賞やCannes Lions金賞などを受賞しているフォトグラファーの高梨遼平。

 人物デザイン監修には、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』で大河ドラマ史上初の「人物デザイン監修」を担当した柘植伊佐夫が起用された。映画『シン・ゴジラ』『翔んで埼玉』『はたらく細胞』などを手がけ、本作のビジュアルコンセプトは「渋みの華」としている。

 音楽を担当するのは、映画『正体』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した大間々昂。映画『汝、星のごとく』『最後まで行く』、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『アオのハコ』などで知られる作曲家で、本作ではNHK交響楽団との共演に挑む。

木谷友亮(題字・キービジュアル/アートディレクター)コメント

題字について

小栗が日常的に書き残していた特徴的な手書きの線を、タイトルデザインに取り入れました。枠に収まる必要が在る役人としての立場を表現しました。また、明朝体を精緻に手書きすることで、役人としての小栗の真面目さや実直さを表現しています。一方、小栗を知るほどに本人の内面にある強さ・野性味を感じることが多く、それが彼の最期につながったのではないかと思いました。その一面を題字に取り入れるために、整然とした造形にあえて逸脱を加えました。それまで几帳面に描かれていた文字が最後の一画のみ勢いのある筆の線に変わっています。几帳面に整えられた造形と、そこから生まれる逸脱。その対比によって、小栗の人物像と、時代の枠を越えようとする意志を表現したタイトルデザインです。

キービジュアルについて

劇中には、小栗が平伏する、地面にしゃがんで文字を書くといった幕臣としての象徴的な場面があります。これらに共通する「下を向いた小栗」を、地面に近い位置から見上げるローアングルで撮影しメインビジュアルにしました。こめかみに浮かぶ血管などの身体的なディテールも再現し、小栗の内に秘めた緊張感やエネルギーを際立たせています。

柘植伊佐夫(人物デザイン監修)コメント

素晴らしいキャストをはじめ、制作統括の勝田夏子さん、チーフ演出の西村武五郎監督、これまでもご一緒してきたスタッフや、新たにチームを組むメンバーの皆さんと、この『逆賊の幕臣』をともに制作できることを、とても嬉しく思います。本作は、私にとりまして四作目の大河ドラマとなり、2010年の『龍馬伝』以来、ふたたび幕末を舞台とする作品に携わることでも、初心に立ち返る思いです。この作品のビジュアルコンセプトは「渋みの華」としました。「目立たずとも、内からわき立つ華がある」。そんな人物たちの姿を、一人ひとり、丁寧に生み出せるよう精進いたします。視聴者の皆様に一年間、楽しんでいただき、応援していただければ幸いです。

大間々昂(音楽)

学生の頃、恩師の渡辺俊幸先生に『利家とまつ』のメインテーマの楽譜を見せて頂きながら、いつか自分も大河ドラマをやってみたい。と話していたのを覚えています。それから十数年が経ち、この度『逆賊の幕臣』の音楽を担当させて頂くことがとても感慨深く、光栄です。
小栗忠順は、敵勢力からも後世に残るべき偉人であったと惜しまれながら斬首されました。対立や枠組み、国境を超え、日本の未来の為に彼が見た夢、今の私たちに残した偉業、歴史に翻弄されながらどのように最期を迎えたのか。彼の人生に想いを馳せながら、現代とより地続きなイメージで没入感のある音楽を作りたいと思いました。NHK交響楽団の皆様との共演は私にとって大きな挑戦です。指揮の広上先生はじめ、全ての音楽制作を支えてくれた仲間、ミュージシャン、クリエイターの皆様に感謝いたします。

■放送情報
『逆賊の幕臣』
NHK総合ほかにて、2027年1月10日放送開始
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/毎週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
※NHK ONEにて同時・見逃し配信予定
出演:松坂桃李、大沢たかお、青木崇高、高橋光臣、宮野真守、芝大輔、荒川良々、宅麻伸、ふかわりょう、神尾楓珠、岩田剛典、北村一輝、瀧内公美、齋藤潤、飯尾和樹、草川拓弥、ANI、甲本雅裕、眞栄田郷敦、奥野壮、山中崇、長塚京三、中村倫也、寛一郎、斎藤工、西岡徳馬ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:勝田夏子、深川貴志
プロデューサー:大越大士、南野彩子、藤原敬久(展開・プロモーション)
演出:西村武五郎、末永創、川上剛、田中諭ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/p9fp_zpgrr6q/
公式X(旧Twitter):@nhk_taiga2027
公式Instagram:@nhk_taiga2027

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