小栗旬、『豊臣兄弟!』信長役との別れを語る 「秀吉だったら喜んで死を受け入れた」

 現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演している小栗旬のコメントが公開された。

 本作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の波乱万丈の生涯を描いた物語。主人公・木下小一郎(豊臣秀長)を仲野太賀、秀吉(木下藤吉郎)を池松壮亮が演じ、脚本を『半沢直樹』(TBS系)、『おちょやん』(NHK総合)などの八津弘幸が担当する。

 第27回では、織田信澄(緒形敦)が本能寺の変に絡み、信長の弟・信勝(中沢元紀)を起点として本能寺の変へとたどり着く展開が描かれた。

 小栗は本能寺の変へと至る展開について、「さまざまな『兄弟』の関係を描き続けてきた『豊臣兄弟!』らしく、とても納得のいくものだったと思います」とコメントした。

 幻の明智光秀と顔を合わせる場面については、「もし討ちにきたのが光秀ではなく秀吉(池松壮亮)だったなら、むしろ喜んで死を受け入れたし、彼の中では、それが最も納得のいく人生の幕引きだったと思うんです」と語った。

 織田信長を演じきった心境については、「自分が思う信長は、『“織田信長”を演じ続けてきた人』です」と語り、「太賀君と池松君は、間違いなく信長を愛しているという姿をずっと見せてくれていたので、『君たちがずっと僕のことを愛してくれるなら、自分も愛されているんだという気持ちでいよう』と思えました」と振り返った。

小栗旬(織田信長役)コメント

本能寺の変について

信澄(緒形敦)が本能寺の変に絡んでいるというのは、新鮮だと感じました。信長の弟・信勝(中沢元紀)という存在を起点に本能寺の変へとたどり着く展開は、さまざまな「兄弟」の関係を描き続けてきた『豊臣兄弟!』らしく、とても納得のいくものだったと思います。
明智光秀(要潤)が謀反を起こしたと知らされ、幻の光秀と顔を合わせる場面では、脚本にはなかった「お前じゃない」というセリフを言わせてもらいました。本作の信長は、もし討ちにきたのが光秀ではなく秀吉(池松壮亮)だったなら、むしろ喜んで死を受け入れたし、彼の中では、それが最も納得のいく人生の幕引きだったと思うんです。秀吉と兄弟になれていたら、自分の人生も違っていたんじゃないかと感じた瞬間もあったはず。それなのに、秀吉ではなく、あの気難しい光秀が来たことが、どうしても許せなかったですね(笑)。
そして信長が死を覚悟した瞬間、信勝の幻影が現れ、「我らの一生、ろくなものではござりませんでしたな」と語りかけてきました。このシーンは、「そうは思わない。俺には未来を託せる人間がいるから、もう何の迷いもなくここで死ねる」という思いで演じました。そうした心境にまで至れたことで、自分の中では最初から最後まで、一本筋の通った信長像を築くことができたと感じています。

織田信長を演じきって

自分が思う信長は、「“織田信長”を演じ続けてきた人」です。織田家がどんどん大きくなっていく中で、「こうでなければいけない」という姿を自分の中で作り上げていったのではないかと。脚本でもそのように描かれていたので、自分の中で腑に落ちた状態で演じられたことは、とても大きかったです。第27回まで演じてきた中で、「本当に(家臣たちは)織田信長を好きでいられるのか」と疑問に思う瞬間もありました。ただ、(仲野)太賀君と池松君は、間違いなく信長を愛しているという姿をずっと見せてくれていたので、「君たちがずっと僕のことを愛してくれるなら、自分も愛されているんだという気持ちでいよう」と思えました。彼ら2人に救われた部分は、とても大きかったです。

■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/毎週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜
大東駿介、松下洸平、中島歩、要潤、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗旬ほか
語り:安藤サクラ
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬、堀内裕介
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正
音楽:木村秀彬
時代考証:黒田基樹、柴裕之
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-P52L88MYXY
公式X(旧Twitter):@nhk_toyotomi
公式Instagram:@nhk_toyotomi

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