『豊臣兄弟!』要潤が“一癖ある”明智光秀に 『麒麟がくる』長谷川博己との違いは?
明智光秀と足利義昭の登場となると、長谷川博己演じる明智光秀を主人公とした大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)で描かれた、戦いのない世の中の実現のために奮闘する知的で穏やかな名将ぶりが思い起こされる。それまでの「暗い裏切り者」というネガティブなイメージを一新する明智光秀像が強く刻まれた。
長谷川博己、『麒麟がくる』明智光秀役の約18カ月を振り返る 「一生の宝物になりました」
2月7日に最終回を迎える大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。このたび、主人公・明智光秀を演じる長谷川博己よりコメントが寄せら…平和を求めるがゆえ苦悩する足利義昭(滝藤賢一)の描写も丁寧だった。本能寺の変の前に「どうにか麒麟を呼べるのでは?」と視聴者に期待を抱かせるほど、葛藤を抱えながらも理想の世にしていくために尽くす2人の姿が印象的だった。
『どうする家康』酒向芳が語る明智光秀としての覚悟 「どんな嫌なものでも出していける」
主人公・徳川家康(松本潤)が“変貌”し、物語の転換点を迎えたNHK大河ドラマ『どうする家康』。個性豊かな登場人物たちの中でも異彩…ところが大河ドラマ『どうする家康』(2023年)では、酒向芳演じる明智光秀がかなり嫌味な人物で、古田新太演じる足利義昭は人を少し見下した上にシラフではなく(酔った状態で)、会話の最中に居眠りまでする将軍だった。白塗りで泥酔状態だけでも相手を威嚇しているのに、その上貢ぎ物まで催促されたら、家康(松本潤)も大事なコンフェイトを差し出すしかないだろう。
主人公の家康の視点だけでなく、誰から見ても完璧なまでにヒールを担っていた『どうする家康』の明智光秀と足利義昭。それぞれ自分の欲望には忠実で、他人の平和など「知らんわ!」と吐き捨てるような、殺伐とした時代を象徴するかのようなプロフェッショナルな演技でインパクトが大きかった。
そして『豊臣兄弟!』で注目される、要潤と尾上右近が演じる明智光秀と足利義昭の今後の動き。3月22日放送の第11回「本圀寺の変」では、室町幕府第15代将軍・足利義昭のいる京都の本圀寺に三好三人衆が信長不在の機会を狙って襲撃し、義昭を討ち取ろうとする。
命を狙われ、織田信長を頼るしかない状況の足利義昭と、彼に仕えつつもあまりにも強大になっていく信長の力に影響を受けていく明智光秀。それぞれが歩んでいく道のりが本作でどう描かれていくのか、期待せずにはいられない。
■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/毎週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石 聖、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜
大東駿介、松下洸平、中島歩、要潤、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗旬ほか
語り:安藤サクラ
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬、堀内裕介
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正
音楽:木村秀彬
時代考証:黒田基樹、柴裕之
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-P52L88MYXY
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