田牧そらが映画初主演 ハンク・ワンとの共演作『星の音』岐阜県飛騨市撮影で制作開始
台湾の映画監督・林明智、日本の脚本家・尾ヶ井慎太郎による日台合作オリジナル映画『星の音』が、2027年に劇場公開されることが決定した。
本作は、星空と音楽をモチーフに、人と人の距離や心のつながりを描くラブストーリー。飛騨の静かな自然と台湾の風景を舞台に、父親を失った少女と夢を追う青年が出会い、国境を越えて響き合う“音”と“想い”を繊細に描く。オリジナル楽曲を軸に、日本の歌謡曲のカバー楽曲などが使用される。2月に岐阜県飛騨市でクランクイン、2月16日には飛騨市の都竹淳也市長も参加し制作発表記者会見も行われた。3月には台湾・基隆市等での撮影を予定されている。
主人公・白石美月を演じるのは田牧そら。『スカイキャッスル』(テレビ朝日系)、『いつか、無重力の宙で』(NHK総合)など話題作に出演している。田牧は本作で映画初主演を飾る。
同じく主人公・サミーを演じる王碩瀚(ハンク・ワン)は、台湾出身の俳優・シンガー。端正なルックスと繊細な表現力で注目を集め、音楽と演技の両面で活躍している。
台湾・基隆。海風が吹く街角で、日本から来た少女・美月は、路上で歌う青年サミーと出会う。言葉の壁を越えて二人を結んだのは、音楽だった。しかし、突然の別れが訪れる。病に倒れた美月は過去の記憶を失い、日本で母と共に暮らすことになる。一方、台湾に残ったサミーは、あの日の旋律を胸に、歌手への道を歩み始める。そして時を経て、運命は再び二人を引き寄せていく。忘れても消えない記憶と、歌が導く奇跡の物語。
林監督は「映画を通して異なる文化に触れることで、人と人との感情のつながりを、より深く感じていただけると願っています」と本作へ懸ける意気込みを語るコメントを寄せた。海外の映画祭への出品も目指し、2027年には台湾、日本での劇場公開を予定している。
コメント
林明智(リン・ミンチー) (監督)
映画を通して異なる文化に触れることで、人と人との感情のつながりを、より深く感じていただけると願っています。国境を越えた恋愛は特別なものではありませんが、文化や価値観の違いを越えて愛を見つめる体験は、きっと心に長く残るものになるはずです。
尾ヶ井慎太郎(脚本)
情報社会に生きる私たちは、つい目に見える物事や成功に囚われがちです。本作では異なる国と文化で育った男女が音楽によって出会い、愛を育む中で、目には見えない大切なものの存在に気付いていきます。そんな二人の姿を通して、皆さんの心にも大切なものが見えてくることを願っています。
田牧そら(白石美月役)
脚本を読んだとき、作品のテーマでもある「心で見る音」とはどんな音なのか。その問いと、この本に込められた思いに強く心を動かされ、絶対に参加したいと思いました。林明智監督や共演のハンク・ワンさんをはじめ、スタッフ、キャスト、そして飛騨の皆さんに支えていただき、温かな空気に包まれながら日々撮影に向き合っています。これから台湾での撮影も控えており、初めて訪れる新しい景色の中で、この物語がさらに色づいていくのではないかと感じています。美月の想いを通して、この物語を大切に届けたいと思います。
ハンク・ワン(ハンク・ワン)(サミー役)
過去にはバンドメンバーとして日本で公演したことがありますが、今回は俳優として再び日本を訪れ、映画撮影に参加できることを大変光栄に思います。最初の台本 み合わせ、衣装合わせ、録音から様々なプリプロダクション作業まで、どの工程も印象深い体験でした。特に印象的だったのは、撮影開始前にスタッフ一同で金王八幡宮へ参拝し、祈願の儀式を行ったことです。日本のスタッフや俳優の方々の細部へのこだわりとプロフェッショナルな姿勢に、責任の重さを痛感しております。一場面一場面を丁寧に準備し、これから皆さんと共に美しく感動的な作品を作り上げていけることを楽しみにしております。
■公開情報
『星の音』
2027年劇場公開予定
監督:林明智
脚本:尾ヶ井慎太郎
出演:田牧そら、王碩瀚
製作国:日本・台湾