マーゴット・ロビーがウェディングドレスを纏う 映画『嵐が丘』特別ビジュアル公開

 2月27日に公開されるマーゴット・ロビーが主演・プロデューサーを務めた映画『嵐が丘』から特別ビジュアルが公開された。

 本作は、世界興行収入14億ドルを突破した『バービー』のロビーが、再び主演とプロデューサーを務めたラブミステリー。原作はエミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となったベストセラー小説『嵐が丘 (Wuthering Heights)』(1847年刊)。今日に至るまで多くの国で翻訳出版され、数多く舞台化されている。映画作品としては、1939年公開のウィリアム・ワイラー監督、ローレンス・オリヴィエ主演作がアカデミー賞8部門にノミネート、1992年公開のピーター・コズミンスキー監督、ジュリエット・ビノシュ&レイフ・ファインズ共演作も知られており、日本では吉田喜重監督、松田優作出演で1988年に映画化されるなど、過去何度も映像化されてきた。

 舞台は、イギリス・ヨークシャーの広大な高台“嵐が丘”。そこに佇む屋敷に住む美しい令嬢キャサリンと、引き取られた孤児のヒースクリフは、幼少期から魂の奥底で心を通い合わせ、やがて大人になり、理性では抗えないほど激しく惹かれ合う。だが、永遠を誓った二人の愛は、身分の違いや周囲の思惑、そして時代の荒波に飲み込まれ、予期せぬ悲劇的な道をたどることにーー。

 ロビーが監督・脚本を託したのはエメラルド・ フェネル。監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』でイギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞脚本賞を受賞した。ロビーは、本作の完成を心待ちにするファンに向け、海外メディアの取材で「間違いなく挑発的ではあるけれど、それ以上にロマンティック」と作品の魅力を語っている。さらに「胸が熱くなったり、あるいは体を殴られて息が止まるような感覚こそが、エメラルド・フェネル監督の真骨頂。観る者の身体的な反応を引き出すことこそが彼女のスーパーパワーです」と、監督の手腕に最大級の賛辞を贈った。

 プロダクションデザインは『教皇選挙』のスージー・デイヴィーズ、衣装デザインは『バービー』のジャクリーン・デュラン、撮影監督は『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレンが担当。そしてこの物語の中心となるキャサリンをロビー、ヒースクリフをギレルモ・デル・トロ監督作『フランケンシュタイン』で怪物役を演じたジェイコブ・エロルディがそれぞれ務める。

 さらにグラミー賞3部門受賞のチャーリー・xcxが、脚本に共鳴し、劇伴から劇中歌まで音楽全体を包括的にプロデュース。予告編でも印象的な劇中歌「Chains of Love」は、抗えない愛の痛みをエモーショナルに描き出す。

 公開された特別ビジュアルは、ロビー演じるキャサリンとエロルディ演じるヒースクリフ、二人の決定的な運命が描かれている。立ち込める霧の中、純白のウェディングドレスを纏い、巨大なベールを激しくはためかせるキャサリン。その美しさは気高くもどこか危うく、「彼女は一体誰の花嫁になったのか」という問いも突きつける。対照的に、寂しげな枯れ木の下に佇むヒースクリフは、野性味を帯びつつもみすぼらしい姿を見せ、二人の間に横たわる残酷なまでの身分差を強調する。二枚の画像を並べることで、「こんなにも近くにいるのに、決して一つになれない」二人の宿命が浮かび上がる。二人の“近くて遠い”関係性が鮮烈に描き出されたビジュアルとなっている。

■公開情報
『嵐が丘』
2月27日(金)全国公開
出演:マーゴット・ロビー、ジェイコブ・エロルディ、ホン・チャウ、オーウェン・クーパー
原作:エミリー・ブロンテ
監督・脚本:エメラルド・フェネル
製作:マーゴット・ロビー
音楽:チャーリー・XCX
配給:東和ピクチャーズ・東宝
原題:Wuthering Height
©2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

関連記事