成田凌、『冬のなんかさ、春のなんかね』は「“これでいいのかな”と迷っている方におすすめ」
杉咲花主演ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系)に出演している成田凌のインタビューコメントが公開された。
本作は、主演の杉咲と監督・脚本の今泉力哉のタッグで贈る、“考えすぎてしまう人”のためのラブストーリー。
杉咲が演じるのは、27歳の主人公・土田文菜。小説家としてこれまでに2冊の小説を出版し、現在3冊目を執筆中。執筆以外に、普段は古着屋でアルバイトをしている。現在、恋人はいるのだが、さまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか “きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けてしまっている。文菜は「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」とふと思う。今の恋人と真剣に向き合うために、文菜はこれまでの恋愛を振り返っていく。
主人公・文菜の現在の彼氏・佐伯ゆきお役を演じている成田。役柄について「ゆきおは雪のように優しい男」と語る成田だが、演技をする上では「少し物足りなさを感じるほど優しくて。『もう少しいろいろやりたいな』と欲が出ることもある」と明かす。しかし、アドリブや意図を含ませると、今泉監督にすぐに見透かされているという。
主演の杉咲とはNHK連続テレビ小説『おちょやん』以来の共演。「私生活よりもお芝居で向き合う時間のほうが長かった分、何も言わずとも通じ合う部分があります」と信頼を寄せる一方、久々の共演となったクランクイン初日のコインランドリーのシーンでは「演じながら照れもあった」と振り返った。
成田凌(佐伯ゆきお役)コメント
佐伯ゆきおという役柄と今泉力哉監督について
ゆきおは雪(ゆき)のように優しい男です。杉咲さん演じる文菜を優しく包み込む役どころですね。語弊があるかもしれませんが、演じる成田凌としては、少し物足りなさを感じるほど優しくて。演技をしていると「もう少しいろいろやりたいな」と欲が出ることもあるんですよ。
ただ、例えば「うん」という一言に何かを含ませてみたりすると、今泉力哉監督にすぐに見透かされて「それってどういう意図?」「こうです」「いらない」といったやりとりになる(笑)。毎日撮影がない分、考える時間も多いので、つい要素を足してしまうことがありますね。
杉咲花との共演について
杉咲さんとは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020年放送)で1年間共にしていました。私生活よりもお芝居で向き合う時間のほうが長かった分、何も言わずとも通じ合う部分がありますし、逆に言えば必要なときは何でも言い合える仲だと思っています。僕にとって、共演者として「最強の位置」にいる方ですね。
とはいえ、今回は数年ぶりの再会で、朝ドラとはまったく違う役どころ。撮影初日は冒頭のコインランドリーのシーンだったのですが、演じながら照れもあったので、自然な初対面のぎこちなさが出ていると思います。その後、撮影が進むにつれて慣れていきましたが、改めて「信頼できる人だな」と思いました。
撮影現場の雰囲気
とにかく「みんな作品のことが好きなんだな」と感じるんですよ。本当にいい現場だなと思います。毎日撮影をしていると、昼食後などに少しテンポが落ちてしまうこともあるのですが、そういったこともなくて。ずっと一定の柔らかな空気で進んでいます。
また、今泉監督のほか、山下敦弘監督、山田卓司監督もいらっしゃる贅沢な組なのですが、それぞれのスタイルがありつつも、最終的には「今泉力哉の作品」に終着する印象があります。カメラが回っていないときでも「今泉組の空気」を感じるのは不思議ですね。
視聴者へのメッセージ
「これでいいのかな」と迷っている方におすすめです。文菜を見て「まあ、自分はこれでいいか」と感じられる方もいるでしょうし、文菜の先輩小説家・山田線(内堀太郎)の言葉も心に響くものが多いです。悩んでいたり、生きづらさを感じていたりする方に、「この作品の誰か」というよりは、少しでも自分を肯定できるような「誰かの一言」に出会っていただけたらうれしいですね。
第3話以降は、文菜の過去が描かれ、「土田文菜」という人間がどう紡ぎ出されていったのかが少しずつ紐解かれていきますし、今後も魅力的な登場人物がたくさん出てきます。自分が出演していないシーンも多い分、フラットな気持ちで鑑賞できるため、僕自身も楽しみにしています。
小説家で古着屋バイトの主人公・文菜は、過去の経験から恋人と真剣に向き合うことを避けていた。そんな文菜が自分の恋愛を見つめ直していく。演出には、映画監督の山下敦弘と山田卓司も参加している。
■放送情報
『冬のなんかさ、春のなんかね』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00~放送
出演:杉咲花、成田凌、岡山天音、水沢林太郎、野内まる、志田彩良、倉悠貴、栁俊太郎、細田佳央太、内堀太郎、林裕太、河井青葉、芹澤興人
脚本:今泉力哉
監督:今泉力哉、山下敦弘、山田卓司
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:Homecomings 「knit」(IRORI Records / PONY CANYON)
プロデューサー:大倉寛子、藤森真実、角田道明、山内遊
チーフプロデューサー:道坂忠久
制作協力:AX-ON、Lat-Lon
©日本テレビ
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