中島裕翔、『森英恵 Butterfly beyond』で八木莉可子の夫役に 「愛の形を体現できたら」
3月21日に放送される八木莉可子主演のテレビ朝日ドラマプレミアム『森英恵 Butterfly beyond』に中島裕翔が出演することが決定した。
日本人で唯一、“ファッションの最高峰”パリのオートクチュールデザイナーとして活躍し、生涯をかけて“日本のエレガンス”を世界に発信し続けた森英恵。蝶のモチーフはブランドを象徴するデザインとして世界中で愛され、自身も“マダム・バタフライ”の愛称で親しまれた。本作は、そんな森さんの島根で過ごした幼少期から、我が子の洋服づくりをきっかけに洋裁にのめり込んだすえ、デザイナーとして花開き、世界に進出するまでの知られざる奮闘を描いていく。
主人公の英恵を八木が演じ、脚本は、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』やNHK大河ドラマ『八重の桜』などの山本むつみが担当。史実を徹底リサーチし、蝶のデザイン誕生秘話をはじめ、知られざるエピソードもちりばめてられている。
厳格な医師の父、薬局を切り盛りする朗らかな母のもと、5人兄妹の4番目として島根県ののどかな村で育った英恵(八木莉可子)。絵を描くのが大好きで美術学校への進学を希望するも、父に反対され、やむなく東京の女子大に進学する。在学中、戦況が悪化し勤労動員へ。陸軍の造兵廠に駆り出されたとき、運命の出会いをはたしたのが、のちに夫となる森賢(中島裕翔)だった。終戦後、22歳のとき、英恵は父の反対を押し切って賢と結婚する。生まれ来る我が子のために洋裁を習いはじめた英恵は、その面白さに夢中になり、いつしかスーツやドレスを自在に作れるまでに上達。その腕前を見込んだ賢の勧めで、25歳のとき、新宿東口の木造バラック2階にオーダーメイド洋装店“ひよしや”をオープンする。明るい色使い洒落たデザインで店は瞬く間に評判となるが、開店から1年半がたったころ、英恵は体調を崩して入院する。その病名は、かつて2人の兄の命を奪った“結核”だった。仕事への情熱から病に立ち向かい、健康を取り戻した英恵。ほどなくして、映画の衣装デザインのオファーが舞い込む。多忙な妻を心配した賢は、英恵に服作りに専念してもらうべく、ひよしやの経営を一手に引き受けることを決意。こうして、“クリエイターの妻×マネジャーの夫”という夫婦二人三脚がはじまって……。
中島が演じるのは、英恵さんの服づくりの才能にほれ込み、クリエイターとして邁進してもらうべく、経営面を一手に引き受け“最強の同志”として公私にわたって妻をサポートした夫の賢。
英恵さんの半生を綴った脚本に中島は「昭和という時代が持っていたエネルギーを強く感じました。 登場人物全員が活力に満ちていて、その生き様が記されている」と深く共鳴。表舞台には姿を見せてこなかったため、資料はほぼ残されていない賢さんについては「賢さんについて調べてもなかなか情報が出てこないのですが、それは賢さんが英恵さんを縁の下でしっかり支えていたことの証だと感じました。実在した方を演じるのは緊張しますが、裏方に徹していた賢さんの愛の形を体現できたら」と決意を込めた。
また、初共演となる八木に「八木さんの持つ凛とした華やかさと、時折見えるあどけなさが、チャーミングな英恵さんにピッタリ。“この人を支えたい”と思わせてくれる方なので、その思いを僕の役柄に落とし込んでいきたい」と、賢さん同様、“妻”に寄り添う形でキャラクターを掘り下げていること明かした。
一方の八木は中島について、「中島さんとは初共演でドキドキしていたのですが、お会いしたら現場を明るく盛り上げてくださるやさしい方で、とても安心しました」と語った。
あわせて、夫婦役の2人が揃った新ビジュアルも公開。八木は、本作の衣装を担当する衣装デザイナー・宮本まさ江が長年大切に保管していた、英恵さん本人がデザインしたポンチョコートをまとっている。その隣にはブルーグレーのスーツに身を包み、昭和の青年らしく丸眼鏡をかけた中島が並んでいる。
中島裕翔(森賢役)コメント
脚本を読んだ感想
昭和という時代が持っていたエネルギーを強く感じました。社会が目まぐるしく変化した時代の物語なので、登場人物全員が活力に満ちていて、その生き様が記されているなと思いました。
戦後復興期は時代的にも新しいことにどんどんチャレンジしていくムードがあり、アイデアマンの英恵さんも悩みながら新しい世界に飛び込んでいきます。僕自身、何か新しいことを始めるときネガティブシンキングになりがちなので、時代を生き抜く力強さ、バイタリティーに感銘を受けました。
森英恵さん、賢さんご夫婦について
ご夫妻はファッションという華やかな世界で活躍されましたが、その裏側にはごく普通の夫婦の暮らしがしっかりあって、一般的な感覚を持ち続けられていたのがとても素敵だなと思いました。
賢さんについては残された資料が少なく、調べてもなかなか情報が出てこないのですが、それは賢さんが表舞台で活躍される英恵さんを縁の下でしっかり支えていたことの証だと感じました。昭和という時代には男性が先を歩くようなイメージがあるのですが、このころから女性の社会進出や自立に理解ある男性がいたのは素晴らしいことだなと思います。実在した方を演じるのは緊張しますが、けして表に出ることなく、裏方に徹していた賢さんの愛の形を体現できたらと思っています。
初共演となる八木莉可子の印象
大人びた印象があったので自分と年齢が近いのかなと思っていたのですが、24歳とうかがって驚きました。実際の英恵さんと賢さんも10歳以上年齢差があるご夫婦なので、年が離れていながらも仲睦まじい夫婦像が八木さんとなら描き出せるだろうなと感じています。
八木さんの持つ凛とした華やかさと、時折見えるあどけなさが、チャーミングな英恵さんにピッタリ。“この人を支えたい”と思わせてくれる方なので、その思いを僕の役柄に落とし込んでいきたいです。
視聴者へのメッセージ
このドラマは、ご夫婦の物語でもあり、ファッションの力で時代を盛り上げていこうという、当時の熱気を描きだすストーリーでもあると思います。昭和に生まれた方には“やっぱり昭和はいい時代だったな”と思えるような、そして若い世代のみなさんには憧れを抱いていただけるような、“昭和のパワー”を映し出していきたいですね。また、衣装もとても丁寧に考えられていて、時代の移り変わりに従って男性もスーツの形が変わってくるんです。衣装から時代背景が感じられるのはとても面白いので、ぜひファッションにも注目してほしいですね。
八木莉可子(森英恵役)コメント
森英恵さん、賢さんご夫婦について
英恵さんの隣には常に賢さんがいらっしゃって、夫婦二人三脚で歩まれてきました。賢さんは英恵さんが思い悩んだときにアドバイスをくれたり、そっと寄り添ってくれたり、生涯変わることなく英恵さんを支え続けてこられました。男性が表に立つことが多かった時代に、その立場を取るのが難しいときもあったのではと思います。だからこそ、とてもカッコいいなと思いますし、“どれだけ懐の深い方なんだ!”と思いました。。
初共演となる中島裕翔の印象
出演作を多々拝見していたので、役柄によってまったく違うお芝居をされる、素敵な俳優さんという印象を持っていました。画面で見ていた分、初共演でドキドキしていたのですが、お会いしたら現場を明るく盛り上げてくださるやさしい方で、とても安心しました。スタッフさんが登場の合図を出すのを忘れたときがあったのですが、「キュー出してよ~(笑)」というお茶目なひと言で、その場を和やかにしてくださったことも…。賢さんの衣装やメガネもカッコよく着こなしていらっしゃいます。
視聴者へのメッセージ
このドラマは、森英恵さんと賢さんお2人の物語だと思います。英恵さんはひとりでキャリアを築かれたわけではなく、その隣にはずっと賢さんの存在がありました。私はこの作品で賢さんの存在の大きさを初めて知ったのですが、みなさんにもご夫婦の歴史を感じていただけたらと思います。
■放送情報
テレビ朝日ドラマプレミアム『森英恵 Butterfly beyond』
テレビ朝日系にて、 3月21日(土)21:00~
出演:八木莉可子、中島裕翔
脚本:山本むつみ
監督:竹園元(テレビ朝日)
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、山形亮介(テレビ朝日)、山田勇人(ザ・ワークス)、梶原建太(ザ・ワークス)
音楽:服部隆之
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
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