『冬のなんかさ、春のなんかね』小説家役で話題 内堀太郎「うれしい反面、不安も」
杉咲花主演の水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系)に出演している内堀太郎のインタビューが公開された。
本作は、主演の杉咲と監督・脚本の今泉力哉のタッグで贈る、“考えすぎてしまう人”のためのラブストーリー。
杉咲が演じるのは、27歳の主人公・土田文菜。小説家としてこれまでに2冊の小説を出版し、現在3冊目を執筆中。執筆以外に、普段は古着屋でアルバイトをしている。現在、恋人はいるのだが、さまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか “きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けてしまっている。文菜は「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」とふと思う。今の恋人と真剣に向き合うために、文菜はこれまでの恋愛を振り返っていく。
内堀が演じているのは、文菜(杉咲花)の先輩にあたる小説家・山田線。今はあまり小説を書けていないが、文菜にとって、恋人の佐伯ゆきお(成田凌)に話せないことも話せる唯一の相手だ。山田にも恋人がいるが、たびたび文菜と2人で飲んだり、ホテルで会ったりしている。
内堀は、今泉が脚本・監督・編集を手がけた映画『退屈な日々にさようならを』(2017年)で一人二役の人物を演じており、以降も『窓辺にて』(2022年)、短編映画『冬の朝』(2025年)、BE:FIRST「空」のMVなど、今泉作品にコンスタントに出演している。
本作のオファーがきたときの際を「『嘘だろ?』って思いました。うれしい反面、不安も感じました」と語る内堀。本作について、「とにかく文菜が魅力的なんです。大胆な行動をとったりもするんですけど、ちょっと変だったり、でもそれはもしかすると自分の弱さだったり、繊細さを隠すためのものかもしれなくて。そこがすごく魅力的だなって思います」とコメントしている。
内堀太郎 コメント
出演の話がきたときの感想
「嘘だろ?」って思いました。今泉さんからメールをいただいて、「やってもらいたいんだけど、話を進めてみてもいいかな? だめもとで」みたいな。ぼくは「ありがたいけど、正直無理じゃないですかね? まあ、だめもとで(笑)」みたいなやり取りがあって。
今泉さんは「一度話してみるね」と。数日後に決まったとご連絡いただいて、びっくりしました。うれしい反面、不安も感じました。
台本を読んで
いつもの今泉さんだな、と。描こうとしてることは、多分ドラマだろうと映画だろうと一緒ですし、すごくいいな、素敵だなと思いましたね。
山田線という役柄について
はじめは繊細な人だなと思ったんですけど。でも、文菜に「好き」とか伝えるし、あ、伝えることが出来る人なんだなって。言いにくそうに、ですが。でも、伝えることって、それが好意であったとしても、すこし傲慢? というか自分勝手だなって思ったりしました。
ここまで演じてきての感想
「探り探り」ですかね。明確なものはなくて、手探りで探している感じです。今泉さんとも「山田はこういう人なのかな?」みたいな話をしながら進んでいます。
連続ドラマということで、今までと違ったこと
まだ全部を撮り終わってないのに、完成したものが放送されていくのが、すごく不思議な感覚です。映画はもちろん全ての撮影、編集が終わってから作品を観るので、撮影中に第1話の完パケが送られてきたときは、すごく変な感じがしました。
杉咲花との共演について
なんて気遣いをされる方なんだと。すごく素敵な人ですし、単純に人としてすごいなと思います。もちろん俳優としても、すごく素敵で魅力的な方だなと。
今泉作品の魅力
男女の機微だったり、いびつな恋愛関係を描く監督と言われてると思うんです。もちろん、そこが一つの魅力だとは思うのですが、ぼくは、今泉さんは自分の手の届く範囲のことをすごく大切に撮っていて、それをずっと続けてきていて。それが作品の強度みたいものになって、面白い作品になっているのかなと思います。
本作の中で、今泉作品らしさを感じるところ
それぞれに悩んでいて、生きにくさみたいなものを感じていて、答えを出さないのか出せないのか。否定も肯定もしなくて。全ての人が称賛するものでもないですし、共感できるものでもないと思っていて。 でも誰かにとっては、すごく大切で、ぼくにとってもすごく大切で。掬っても溢れ落ちてしまいそうなものを大切に掬い上げてくれるのが、今泉作品や今泉さんご自身の魅力だと思っています。
本作の見どころ
とにかく文菜が魅力的なんです。大胆な行動をとったりもするんですけど、ちょっと変だったり、でもそれはもしかすると自分の弱さだったり、繊細さを隠すためのものかもしれなくて。そこがすごく魅力的だなって思います。
あとは文菜とそれぞれの人物との恋愛や関係性も見どころだと思います。それぞれに違う顔を見せてくれるので。第1話を観て、「ゆきおとめっちゃ楽しそうだな」って思って。「まあそうだよね」とも思いながら、ちょっと嫉妬してしまいました(笑)。
小説家で古着屋バイトの主人公・文菜は、過去の経験から恋人と真剣に向き合うことを避けていた。そんな文菜が自分の恋愛を見つめ直していく。演出には、映画監督の山下敦弘と山田卓司も参加している。
■放送情報
『冬のなんかさ、春のなんかね』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00~放送
出演:杉咲花、成田凌、岡山天音、水沢林太郎、野内まる、志田彩良、倉悠貴、栁俊太郎、細田佳央太、内堀太郎、林裕太、河井青葉、芹澤興人
脚本:今泉力哉
監督:今泉力哉、山下敦弘、山田卓司
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:Homecomings 「knit」(IRORI Records / PONY CANYON)
プロデューサー:大倉寛子、藤森真実、角田道明、山内遊
チーフプロデューサー:道坂忠久
制作協力:AX-ON、Lat-Lon
©日本テレビ
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