赤楚衛二が語る、飽くなき挑戦の現在地 「一番は“自分に飽きたくない”のかもしれない」

毎作品、「全部代表作にするぞ」という心意気

ーー舞台や映画のプロモーションと並行して撮影が進んでいるそうですが(※取材日は8月)、正直、ハードではないですか?

赤楚:正直に言うと……ハードです(笑)。 人に聞かれたら「大丈夫です」と言ってしまう癖があるのですが、朗読劇が終わったばかりですし、今は本当にハードですね。でも、お仕事が絶えないのはとても幸せなことだと感じています。

ーーその多忙さの中で、本作の撮影にはどう向き合っていますか?

赤楚:2025年の上半期は複数の作品を並行して撮っていた時期もありましたが、今回の現場はこの作品だけにがっつりと時間を割けるので、一つひとつ丁寧に作品作りができる環境の素晴らしさを改めて噛み締めています。

ーー作品が世に出る頃には、ご自身の中では少し過去のことになっているという、俳優特有のタイムラグもありますよね。

赤楚:映画などは特にそうですね。離れれば離れるほど遠い昔のように感じますが、逆に客観的に自分の芝居を反省できるので、そこは助かっています。一方で、撮ってすぐ放送される作品のライブ感もやっぱり楽しいですね。

ーー赤楚さんにとって、テレ東のドラマ出演といえば『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(以下、『チェリまほ』)が大きな節目だったと思います。改めて振り返っていかがですか?

赤楚:『チェリまほ』の広がり方は本当に衝撃的でした。自分の手元から作品が離れていくような感覚を初めて味わいましたね。コロナ禍で自分を認められるようになったタイミングでの作品だったこともあり、今でも大事な一歩です。

ーー以降、毎年のように代表作と呼べる作品が増えていますが、本作もその一つになりそうですね。

赤楚: 僕は毎作品、「全部代表作にするぞ」という心意気で生きています。代表作ができることは、ある種そのイメージが“壁”になることでもありますが、それを塗り替えていきたいですね。

ーー先日放送されたドキュメンタリー番組『その素顔が知りたい。俳優 赤楚衛二』(日本テレビ系)を拝見したのですが、赤楚さんの「飽きられたくない」という言葉が印象的でした。

赤楚:「飽きられたくない」のもそうですが、一番は「自分に飽きたくない」のかもしれないです。ありがたいことに、今は同じような役が続くことがなくて、毎回ジャンルが違うので助かっていて。「今日は探偵をやって、その後ホラー映画で呪われるのか……」と自分でも意味がわからなくなることがありますが(笑)、そっちのほうが楽しいんですよね。自分が飽き性だからこそ、飽きられたくないし、飽きたくないのかなって。そういう意味でも、常に新しい姿を見せていきたいなと思います。

ドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』

駅伝エースとして名を馳せるも、挫折し小料理店で日々を過ごす大河と、韓国からの留学生リンが偶然の出会いから距離を縮めていく模様を描く。

■放送情報
ドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』
テレ東系にて、1月12日(月)スタート 毎週月曜23:06~23:55放送
Netflixにて、各話放送と同時タイミングから世界独占見放題配信
ネットもテレ東(テレ東HP、TVer、Lemino)にて見逃し配信
出演:赤楚衛二、カン・ヘウォン、ムン・ジフ、深川麻衣、片岡凜、福山翔大、ソ・ヘウォン、パン・ウンヒ、遊井亮子、中島ひろ子、三浦誠己、渡辺真起子、吹越満
シリーズ構成:岨手由貴子、山田能龍
脚本:イ・ナウォン、山田能龍、横尾千智、畑中みゆき
監督:林田浩川、畑中みゆき、小山亮太
プロデューサー:中島叶(テレビ東京)、小嶋志和(テレビ東京)、五箇公貴(BABEL LABEL)、向井達矢(ラインバック)
制作:テレビ東京、BABEL LABEL
製作著作:「キンパとおにぎり」製作委員会
©「キンパとおにぎり」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kinpa_onigiri/
公式X(旧Twitter):@tx_premiere23
公式Instagram:@tx_premiere23
公式TikTok:@tx_premiere23

関連記事